ついに「新NISA×高配当ETF」ブーム、本格化。
最近、「え、また資産増えてる?」と証券口座をのぞくのが密かな楽しみ──そんな人、周りに増えてませんか?2025年夏、40代が資産運用の主役になりつつあるようです。
ついに「新NISA×高配当ETF」ブーム、本格化。
最近、「え、また資産増えてる?」と証券口座をのぞくのが密かな楽しみ──そんな人、周りに増えてませんか?2025年夏、40代が資産運用の主役になりつつあるようです。
急伸する「新NISA×高配当ETF」──その背景とデータ
2025年6〜7月にかけて、「新NISA×高配当ETF」への資金流入が一気に加速。金融庁の発表によると、NISA口座数は3月末時点で2,647万口座に達し、昨年末比で+25%増。買付額も累計59.3兆円と倍増ペースを維持しています。
特に40代の活用が活発で、各種アンケートでも利用率は6〜7割。しかも、つみたて枠・成長投資枠を“フル活用”しているケースが最多という結果に。
要はこう:40代こそ、新NISAの“主役”になっている。
そもそもETFって何?
ETFとは「上場投資信託(Exchange Traded Fund)」のこと。
ざっくり言えば「株のように売買できる投資信託」で、
- 株式や債券、不動産などに分散投資できる
- 証券取引所でリアルタイムに売買できる
- 手数料が比較的低く、少額から投資できる
というメリットがあります。
中でも“高配当ETF”は、配当利回りの高い銘柄に投資するタイプ。要は「定期的におこづかいをくれる株の詰め合わせパック」みたいなものです。
高配当ETFのトレンドと40代へのメリット
トレンド1:手数料ゼロ×ネット証券集中
新NISA口座開設の多くがネット証券経由。枠を早期に使い切ることで、複利効果が最大化されやすくなります。
トレンド2:人気の高配当ETFは「1489」「1343」
ここ30日間での月間売買代金上位は、以下の2本:
- 1489:NEXT FUNDS 日経高配当50
- 1343:NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
どちらも国内株やインフラ収入がベースで、**円建ての安定した“配当源”**を確保できます。
トレンド3:個別株では「生活費補助」ニーズも
JTやオリックスといった利回り3%以上の個別株が根強い人気。配当月の分散や株主優待も含め、「生活費の一部を補う」という目的で買う人が目立っています。
「時間×お金」の最適化:パッシブインカムとは?
ここで改めて確認したいのが「パッシブインカム」という考え方。
資産が生むキャッシュフローで、生活費の一部をまかなう
つまり、残業や副業で時間を切り売りする代わりに、“お金に働いてもらう”という発想です。忙しい40代こそ、この仕組みを作るべきタイミングに差し掛かっています。
40代エンジニア向け・実践ロードマップ
ステップ1:「成長投資枠」→高配当ETF
年120万円の上限を使い切る勢いで、高配当ETFを購入。
- 国内ETFなら1万円台からスタート可
- 分配金利回りは3.5〜4.5%目安
ステップ2:「つみたて投資枠」→全世界インデックス
まずは生活防衛費(6ヶ月分)を現預金で確保。その後は、
- インデックス投信を毎月自動積立
- 長期複利効果を狙う
ステップ3:企業型DC/iDeCoの見直し
- スイッチングで信託報酬0.2%以下のファンドへ
- 節税+運用効率を両立
ステップ4:副業・ボーナス→追加投資
- 残業代や臨時収入は「資産購入ジョブ」へ振替
- 高配当株 or REITを買い足す
よくある注意点と落とし穴
✅ 高配当ETFは分配金月が被らないよう複数銘柄で調整
✅ 利回りが急騰した銘柄は「減配リスク」も要警戒。payout_ratio(配当性向) を決算短信で確認
✅ 外貨建ETFは為替変動の影響も。ヘッジ有無で手数料に差が出る
✅ NISA枠を超えた分は特定口座に自動振替されるため、設定を要チェック
まとめ
キャッシュフローを買う=“働く時間”の代わりに、資産に働いてもらう。
まずは証券口座にログインし、1489を100株だけ発注してみましょう。分配月をカレンダーに登録するだけでも、資産が“働き始めた”実感が湧きますよ。
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