40代のキャリア、AI×セキュリティでまだまだ伸びる!
子育て帰りにPCを開くその姿勢こそ、新たなチャンスの扉を開ける合図です。
なぜ今、生成AIとセキュリティなのか?
2025年6月18日のLinkedIn調査では、生成AIスキル求人が2022年比1,848%増、平均年収は20万ドル超という驚異の伸びを示しました。ミドル層のスキルギャップが企業導入の大きな壁になっている一方で、この急増する需要はまさに追い風です。
さらに、7月8日発表のMotion Recruitmentレポートによると、6月のIT雇用は9万人増、失業率は2.8%。特にリモートの「AIエンジニア」「サイバーセキュリティ職」が伸び、AI要件を含む求人は前年同月比153%増となっています。
国内でも同様のトレンド。doda(7月9日時点)ではAIエンジニアが21,603件、セキュリティエンジニアが1,888件、そして40代歓迎求人が4,000件超とミドル層への期待値は高まるばかり。リスキリング支援としてはマネーフォワード(7月7日更新)の記事が、個人事業主向けに「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」を整理。訓練費最大70%補助、賃金助成は時給960円までカバー可能です。
40代の強みを活かすポイント
生成AI開発では、ドメイン知識×AIの組み合わせが強みになります。業務プロセスを理解しているからこそ、上流設計—例えばLLMやRAGを活用した要件定義—で差がつきます。推奨学習はPyTorch
やLangChain
、AWSのMachine Learning Specialty
資格あたりが定番です。
一方でセキュリティ設計・運用は、攻撃増加時代の常時人手不足分野。豊富な業務知識を活かしてCISO補佐やSOC監督ポジションへ昇格しやすく、資格としてはSecurity+、情報処理安全確保支援士、CISSPがキャリアアップに直結します。
要はこう:40代は“知見”と“新スキル”を掛け合わせることで、一気に上流ポジションを狙える世代です。
6か月で駆け上がるロードマップ
まずは短期集中で手を動かしながら「できる感」を積み上げましょう。
✅ スキル棚卸し:現業タスクをExcelで色分けし、自動化・効率化候補を可視化
✅ 最速で“触る”:週5時間を確保し、ChatGPT Code InterpreterでPoCを作成
✅ 資格+実務ペア学習:生成AIなら社内QAボット、セキュリティならWiresharkでネットワーク監査
✅ アウトプット公開:週1本のペースでQiita/Zennに記事を投稿、GitHubにコードをアップ
✅ 補助金申請:キャリアコンサルへの相談→e-Govで計画書を2週間以内に提出
要はこう:手を動かしてアウトプットすれば、実務と実績が同時に手に入る。
学習時間確保のコツ
「仕事の20%ルール」を活用し、残業ゼロでも安定して学習時間を確保。Pomodoro25/5で集中&休憩を徹底し、健康管理と効率化を両立させましょう。最近、息子のハイハイに追いかけられながらコードを書き、タイムボックスのありがたみを痛感しています(笑)。
注意点
小刻みな学習計画:補助金対象は10時間以上。まずは短期講座で申請し、ステップごとに拡張を。
成果の数値化:自動化で**工数-30%**などKPIを示すことで、評価や昇格に直結します。
健康管理はマスト:長時間連続学習は逆効果。必ず休憩を挟んで筋トレ代わりのストレッチもお忘れなく。
まとめ
40代は「豊富な業務知識 × 新AIスキル」で市場価値を倍増できる世代
今日からできる行動:生成AIまたはセキュリティの10時間講座を1つ選び、補助金ドラフトを作成しよう。
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