AWS認定AIプラクティショナー、ついに日本語模試が解禁!

資格・学習

AIの共通言語、あなたは話せますか?

生成AIが世間を席巻する中、クラウド×AIの基礎力が“できる人”の新基準になりつつあります。そんな時代にピッタリな資格の日本語模試が、2025年6月に公開されました——その名も「AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)」。

「AWS Certified AI Practitioner」ってなに?

一言でいうと、AI×クラウドの基礎を証明できる新しい登竜門です。AWSの公式認定資格の中でも「Foundational(=入り口)」にあたるレベルで、AI/MLの基本から、最近話題の生成AIの活用、さらにはAI倫理やガバナンスまで、幅広くカバーしています。

要はこう:「深さより“広さ”で勝負するAIリテラシー資格」

試験のポイントざっくり

  • 問題数:65問(CBT方式)
  • 時間:90分
  • 受験料:100USD(約15,000円)
  • 難易度:高校レベルの数学がわかればOK
  • 対象者:AWS初級者、ビジネス職にも対応
  • 言語対応:日本語・英語・韓国語・中国語・ポルトガル語(新!)

とくに今回注目すべきは、日本語の模試がついに解禁されたこと。模試は公式Skill Builder上で提供され、“本番そっくり”の環境で事前練習ができるようになりました。

なぜ今この資格が注目されるのか?

背景には、生成AI市場の急拡大企業のAI人材ニーズの急増があります。

  • 2025年には、生成AI市場は860億USD規模に(Statista予測)
  • 日本国内のAWS関連AI求人は、前年比+38%(2025年6月時点)

さらに、AIスキル保有者には平均43%の給与プレミアムが支払われているという調査も(Amazon調べ)。

つまり、「AIのことはちょっと分かる」だけでも、キャリアと給与に直結する武器になる時代なんです。

40代エンジニア視点:受けるべき?スルーすべき?

この資格、正直「学び直し組」にとってはかなり美味しいです。

  • ✅ 開発だけじゃなく、提案・顧客との会話にも効く
  • ✅ 数学や統計は“高校レベル”なので構える必要なし
  • ✅ 他の上位資格(例:MLエンジニアAssoc.)の入り口になる

ただし、すでに実装経験がある方にとっては「物足りない」可能性も。その場合は橋渡しとしての位置づけに留めるのが◎。

学習ロードマップ(目安:35時間)

Step 1:基礎固め(10時間)

  • AWS Skill Builderの「AI基礎ラーニングプラン」
  • Udemy『GenAI超入門 on AWS』でAPIをちょい触り

Step 2:試験対策(15時間)

  • Skill Builderの公式模試を活用して弱点診断
  • 書籍『AWS認定AIプラクティショナー速攻テキスト』(技評)【要確認】

Step 3:アウトプット(10時間)

  • Amazon BedrockでPoC(小さく作ってGitHubへ)
  • 社内LTで5分プレゼン→記憶定着&布教活動!

推奨教材(編集部セレクト)

  • 公式教材:Exam Prep Plan+Builder Labs(有料)
  • 書籍:『現場で使える生成AI設計パターン』(翔泳社)
  • 模試:公式模試5回+市販問題集(約300問)
  • 実践:Bedrock/Comprehendの無料枠でチャットボット作成

まとめ

AI×クラウドの“共通言語”を話せる人になる、それがこの資格の価値。

AWS Skill Builderで入門コースを1章だけでも観てみてください。できれば、公式模試(AIF-C01)も受けて、自分のギャップを知る。週末にBedrockでハンズオン1本完走したら、もう履歴書に書ける実績です。

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