「がんばり屋ほど急に折れる」…現場で何度も見てきた。
「あの子、真面目だったのにな…」 Slackのアイコンが灰色のまま。人事からの一報に、正直ちょっとショックを受けた。 部下の不調に“気づけなかった”自分を責めたくなる──40代、現場リーダーのあるあるです。
育成は、いつから“自己責任”になったのか?
中堅エンジニアのぼくらって、いわば“プレイングマネージャー”。 自分もコード書くし、レビューも回すし、後輩の相談にも乗る。
でも、正直こんなふうに思うこと、ありませんか?
「あの子、何にストレス感じてるのか分からない…」
特にZ世代の若手たちは、価値観もスピード感も別世界。 昭和の根性論は通じないけど、どう関わればいいのかも分からない── 育成が、ある種“怖いもの”になりつつあります。
メンタルは「空気」で見抜けない。だから“可視化”の出番
そんな中で目に入ったのが、アドバンテッジ リスク マネジメント社の検査。 「EQ(情動知能)」と「ストレス耐性」を、採用時に数値化できる。
──って聞くと、人事部向けの話に思えるけど、現場視点だとこう思った。
「あ、これがあれば“無理しがち”な子を事前に知れたかも」
この検査、本人の特性だけでなく、組織単位のメンタル傾向まで見えるらしい。 つまり、「うちのチームってストレス偏ってない?」みたいな内省にも使える。
SlackやNotionのログだけじゃ分からない、チームの空気の“見える化”。 中堅世代が持つ“なんとなくの違和感”を、データで補ってくれる感じがしました。
「知らないまま育てる」のを、もうやめよう
この検査は今、300万円分が無料になるキャンペーン中らしいけど── 正直それはどっちでもいい。
大事なのは、「こういうツールがある」と知っておくこと。
現場で部下を支える中で、どうしても主観で判断してしまう場面があります。 でも今は、ストレスもEQも“数値化できる時代”。
ぼくら中堅ができるのは、「メンタル不調は気合で乗り切る時代じゃない」と、ちゃんと理解しておくこと。 そして、必要なときに「こういう選択肢がある」と差し出せる存在になることじゃないでしょうか?
育成の怖さに、ツールという“味方”を。
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