日本で買えるS&P500|1557の特徴と使い方をやさしく解説

最近、S&P500に投資したいって人が増えてきた。
とはいえ、「ドルに替えるのが面倒」「海外口座はちょっとハードル高い」――そんな声もよく聞く。

そこで注目されてるのが、S&P500に連動する円建てETFの1557
円のまま買えて、普段使ってる証券口座でそのまま取引できる。
新NISAの流れもあって、「気軽にS&P500に乗れる選択肢」として人気が戻ってきている。

米国株には興味あるけど、準備や手続きで腰が重くなる。
1557は、そういう人にとってちょうど手が届く。

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1557とは?|基本情報と連動対象(SPDR S&P500 ETF)

1557の正式名は SPDR S&P500 ETF。S&P500 に連動するETFで、東証に上場している。とはいえ、元は1993年に誕生した世界最大級ETF「SPY」を、日本で円建てにしたものだ。

運用はステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)。2011年3月に日本で上場し、すでに10年以上。そのため、円建ての長期チャートも見やすく、ベテラン勢も参考にしている。

1557の連動先は S&P500。つまり、1口持つだけで Apple や Microsoft、NVIDIA といった企業へ分散投資できる。広く薄く米国株の空気を拾うイメージ。

「SPDR(スパイダー)」はSSGAのETFブランド名。1557はその受益証券を日本市場に出した 外国籍ETF という扱いになる。とはいえ、円と日本語だけで投資できるので、初心者にも分かりやすい商品。余計な手続きが少ないってだけで、だいぶ楽になる。

連動するS&P500指数とは?構成と特徴

S&P500は、米国株の代表選手みたいな指数。NY証券取引所やNASDAQに上場する企業の中から、代表的な500社で作られている。そのカバー率は7〜8割とも言われ、つまり米国市場をざっくり掴める。

特徴は大きく2つある。まず 業種の分散。そして 大型優良企業が中心という点だ。

2025年11月時点では、情報技術が約34%。金融が13%。さらに通信・一般消費財・ヘルスケアが10%前後。こうして見ると、ほどよく散らしてある。

時価総額が大きい企業ほど指数への影響も大きい。
同じ時点では、

  • NVIDIA:7.9%
  • Apple:7.1%
  • Microsoft:6.4%

といった具合で、上位10社だけで約3割を占める。ただ、残りの数百社で7割という構成なので、極端に片寄らないのもポイントだな。

長期では年平均7%前後の成長と言われる。しかし、ITバブルやリーマンショックでは50%近く落ちた時期もある。つまり、上がりっぱなしなんて都合のいい話はないってこと。そのS&P500を、1557なら円建てのまま取り込める。米国の成長をそのまま受け取るには、わりと扱いやすいETFだと思う。

1557の基本スペック(信託報酬・分配・売買単位・純資産など)

信託報酬(経費率)

1557の信託報酬は 年0.0945%(税抜)。税込で約0.10%。このコストは基準価額に日々含まれるので、追加で払う必要はない。とはいえ、VOOやIVVの0.03%台と比べると少し高め。ただ、その差をどう見るかは後で触れる。

分配金(年4回)

1557は 年4回 分配金が出る。決算日は3・6・9・12月の第3金曜の翌営業日。

直近1年の利回りは 1〜2%前後。相場次第で動くので、まあ一定とは言えない。とはいえ、円のまま受け取れるのは楽だ。海外ETFだとドル受取になるが、1557は自動で円入金。つまり、再投資もシンプルだって話。

売買単位と流動性

1557は 1口から買える。執筆時点(2025/11)では10万円前後と、投信より少しまとまった額が必要だ。ただ、一度にある程度の資金を投じるならETFのほうがスムーズ。流動性も1日数千口ほどで、個人が数十口を動かすなら十分。さらに、1557はマーケットメイク制度の対象。そのため、板やスプレッドも安定しやすい。このあたりは安心材料だよな。

純資産総額

元になっているSPYは 約100兆円(約6,700億ドル)。世界でも最大級のETFだ。規模が大きいと運用も安定するし、信託報酬も下がりやすい。つまり、「消えるリスクが極めて低いETF」だと見られている。

純資産が十分あると、価格とNAVのズレも小さい。そのぶん長期で持ちやすくなるわけだ。こういう“地味な安心”は効くんだよな。

その他の基本スペック

1557は 2011年3月上場。すでに10年以上の実績がある。運用会社はSSGAで、評価の高い大手だ。東証上場なので 信託財産留保額はなし。売買は国内株と同じ仕組みになる。さらに、新NISA(成長投資枠)の対象。つまり、非課税で積み立てやすいETFでもある。

NISAとの相性(新NISA枠・成長投資枠としてどう使われているか)

1557は、新NISAの 成長投資枠 と相性がいい。というのも、新NISAでは年間240万円までETFを非課税で買えるから。

S&P500のような長く持つほど効いてくる資産は、この枠の王道。そのせいか、「まずはS&P500連動ETFから考えてみては?」と言うことが多い。1577もその候補のひとつで、新NISA開始後に再び注目されている。

では、1557をNISAで使うメリットを整理していこう。

配当金・譲渡益が非課税になる

NISA口座で1557を持つと、本来20.315%かかる利益への税金が 非課税 になる。

たとえば分配利回りが年1.5%なら、通常は0.3%ほど税金で消える。ただ、NISAならそのまま残る。小さな差に見えて、長期では大きく響く。配当を丸ごと再投資できるのも強み。しかも売却益も非課税なので、「いつ売ると得か」という悩みも減る。

非課税枠を効率よく使える

成長投資枠は年間240万円。1577は1口10万円前後なので、まとまった額を動かしたい人とは相性がいい。

たとえば、年間240万円をS&P500へ投じる場合を想像してみると――
投信だと毎月の積立で枠が中途半端に余る可能性がある。ただ、1557なら数十万円をドンと入れやすい。もちろん、枠を埋めきる必要はない。ただ、「非課税枠を上手く使っておきたい」と考える人には便利なETFだ。

ラインナップの“基本の一本”として使いやすい

成長投資枠では個別株や他のETFも選べる。とはいえ、迷った人ほどS&P500に落ち着くことが多い。

特に30〜50代は、

「新NISAは全世界株か米国株にまとめておきたい」

と考える人が多い。実際、証券会社のランキングでもS&P500系は上位だ。

1557は、

  • 信託報酬が低い
  • 運用歴が長い
  • 円建てで買える

といった点で、NISAの主役にしやすい。毎年コツコツ買い増す核としても扱いやすいETFだ。

まとめ|S&P500を日本語&円建てで積みたい人向けETF

ここまで1557(SPDR S&P500 ETF)の特徴を見てきた。最後にポイントを短く整理しよう。

① 日本で買えるS&P500連動ETF

1557は東証上場のS&P500 ETF。円建てで買えるのに、米国500社に投資できる。

  • 信託報酬は約0.1%
  • 運用歴10年以上

というバランスの良さもある。

② 初心者にもやさしい手軽さ

  • 円で取引
  • 情報は日本語
  • いつもの証券口座で完結

この3点のおかげで、海外投資への心理的ハードルが下がる。「まずは日本語で米国株に触れたい」という人に安心。

③ 長期分散投資にぴったり

S&P500は長期投資の定番。1577はそれをシンプルな形で持てる。

  • NISAでの長期保有
  • 分配金の再投資
  • 20〜30年のほったらかし

このスタイルと相性がいい。


まとめると――
「米国株を、日本語・円建て・NISA対応でシンプルに積みたい人」 にとって、1557はとても扱いやすいETF。

これから資産形成を始める人も、ポートフォリオに1本世界株の柱を入れたい人も、一度は候補に入れてみてもいいと思う。

Sho
Sho

システム開発歴15年/PMP

計画・リスク管理・数値設計を軸に、
ETFの情報整理から投資判断までをテンプレ化・自動化してきた。

新NISAの時代だからこそ、
感情よりも「仕組み」で迷わない投資を。

—— 焦らず、ブレず、仕組みで勝つ。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。投資判断はご自身の責任で行ってください。
S&P500米国ETF
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