資金フロー応用

ETF学習講座

ETF資金フロー×価格のズレを読む:「流入なのに下がる」を異常扱いしないための構造理解

投資を始めて最初につまずく部分は、だいたい決まっている。 自分が見ている数字が、直感と違う動きをしたときだ。資金フローがプラスなら、買われているのだから価格は上がる。 マイナスなら、売られているのだから価格は下がる。 もし逆の動きをしていたら、データが間違っているか、使えない指標だと思ってしまう。この誤解が生まれる理由は、とても単純だ。 フローも価格も、どちらも需要と供給を表しているように見えるか...
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『ニュース後追い』をやめる資金フロー観測術:反射的売買を止めるための手順設計

「ニュースを読んで理由を理解してから売買すれば、正しい判断ができる」という思い込み。ニュースという言葉と、値動きという結果は、後から見るとぴったり一致しているように見える。 急落の後に悪いニュースが流れ、急騰の後に良いニュースが流れる。 説明がついた瞬間に、人は安心する。 その安心感が欲しくて、つい売買ボタンを押してしまう。ただ、その理解は構造的に無理がある。 ニュースの多くは、価格が動いた後に「...
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相場レジームで資金フローは別物になる:同じ流入でも「強気」と「逃避」を見分ける技術

抱きがちな誤解はシンプル。 お金の流れ(資金フロー)がプラスなら買われている。 マイナスなら売られている。 それ以上でも以下でもない。そんな理解。数値は一つだし、上げ下げの方向もはっきり見える。 だから相場の体温計として使いたくなるのもわかる。 けれど、この理解は局面が変わった瞬間に通用しなくなる。同じ「+300」という数字でも、それが攻めの買いなのか、逃げの買いなのかが逆転するからだ。 数字だけ...
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セクター資金フローを横断で読む技術:相対強弱としてのフローが示す配分移動

フローがプラスのセクターは強い。マイナスのセクターは弱い。 だからそのセクター単体の資金の出入りだけ見れば十分。 こういった理解。 解釈を単純にできるから、自然に見えるかもしれない。でも、この理解は通用しなくなる。 相場の本質が全体の上げ下げではなく、配分の移動で回っているときは破綻する。 市場に資金が入ったか出たかという総量の話と、資金がどこからどこへ移ったかという配分の話は別物なのだ。 セクタ...
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フローは先行するのか――ETF資金フローのリード/ラグを「因果」と「相関」で切り分ける

資金フローが増えたから価格が上がった、という発想。 フローを相場の先行指標、つまり「先に動くサイン」だと思い込む。フローは買いや売りの意思が数字になったもの。 価格よりも投資家の本音が出ている気がする。でも、この理解は大事なところで裏切られる。 上がった後に流入が増えたり、下がった後に流出が出たりする。 先行指標だと思っていたのに、実際は後追い。 そこで混乱が生まれる。混乱の原因はデータが悪いわけ...
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資金滞留とは何か。ETF資金フローで「流入が残る条件」を3日・10日・20日で見抜く

フローという数字は、お金の出入りを一つに圧縮して見せてくれる。 価格が上がった理由も下がった理由も、お金が入ったか抜けたかで説明できてしまう。 でも、この理解だけだと相場の転換点で判断を間違える。 短期的に入ったお金が、残らずにすぐ消えてしまう場面が必ずあるからだ。この記事の目的は、資金滞留という概念を知ってもらうことにある。 短期の売買と、中長期の保有を区別できるようになってもらう。 読み終わる...
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