投資ルール

判断の質を上げる

直近バイアス:短期データに引きずられると判断が暴れる

1週間の値動きで「この銘柄はダメだ」と感じたことがあるなら、それは直近バイアスが働いているかもしれない。このバイアスの構造を知ると、自分の判断がどこでズレやすいかを事前に把握できるようになる。直近バイアスとは「最近起きたことを過大評価し、長期の傾向を軽視する」認知のクセだ。対策はシンプルで、「見るデータの時間軸」と「出す結論の時間軸」を揃えることにある。直近バイアスとは何か、どこで誤作動するか「先...
セクターと資金フローを読む

ローテが機能しない条件(トレンド相場・テーマ相場・政策相場)

セクターローテーション(業種・分野の資金移動サイクル)を使っているのに、なぜか裏目に出る局面がある。この記事を読むと、ローテが崩れる典型パターンと、その状況でサテライト比率や撤退ルールをどう変えるかの判断軸が手に入る。セクターローテーションが機能しない局面は「例外」ではなく、相場の3〜4割を占める可能性がある。機能しない条件を知らずに運用すると、「理論通りに動いたはず」の取引で連続して損失が出る。...
失敗しない運用ルール

判断日誌の作り方(根拠・反証・次の条件だけ書く)

売買や配分変更のたびに「なぜそう決めたか」を3つの項目で記録する習慣を持つと、次の判断が感情ではなく過去の自分の論理から始められる。日誌の書き方と継続できる形式を整理した。判断日誌に書くのは「感情」ではなく「根拠・反証・次に動く条件」の3点だけ。この3項目に絞ることで、記録が判断の検証ツールになる。なぜ「感情の記録」では役に立たないのか投資の記録をつけようとしたとき、多くの人が最初に書くのは「相場...
失敗しない運用ルール

判断停止条件——相場急変・イベント時の「何もしない」をルール化する

相場が荒れたとき、どう動くかではなく「何もしない期間をいつにするか」を先に決めておく。それだけで、感情的な売買による損失の多くは防げる。この記事では、その設計の仕方を具体的に整理する。急変時に「何もしない」は意志力の問題ではなく、設計の問題だ。「見ない条件」と「動かない期間」を事前にルールとして書いておけば、判断そのものを停止できる。なぜ「何もしない」は難しいのか相場が大きく動いたとき、何もしない...
投資戦略

運用ルールの作り方(テンプレ)

ETF運用で判断に迷う場面を減らし、感情ではなくルールで動けるようになるための設計テンプレを紹介する。自分の状況に合わせて書き換えながら使えるひな型として活用してほしい。運用ルールの目的は「正しい判断をすること」ではなく「判断しなくて済む状態をつくること」。禁止事項・例外条件・判断停止条件の3つをあらかじめ決めておけば、相場が荒れた日にも行動の軸がぶれない。ルールがない運用が「疲れる」理由ETFを...
投資戦略

最初の30日でやること——40代ETFスタートの最短ロードマップ

この記事は「読んで終わり」にしないための記事。30日間で何をするかを、週単位で示す。全部を完璧にやる必要はない。「Week 1だけやる」でも、動かないよりはるかにいい。Week 1:前提を決める(考えること)まず買い物リストを広げる前に、自分の土台を言語化する週。ここを飛ばすと、後でブレる。投資目的を1行で書くメモ帳でも、スマホのメモでもいい。「60歳時点で2,000万円の資産を持つ」「65歳まで...