2026/03/03 米国セクター資金フロー|全11セクター完全ランキング(3日・10日・20日)

いまの市場構図を一言で言うなら、「エネルギーに資金が寄り、金融から資金が抜け、テックは戻り切らない」だ。価格は“結果”で、資金フローは“動きの原因側”を見にいける。だから自分は、値動きの納得感を上げるためにフローを定点観測している。全11セクターのランキングを、短期(3日)・中期(10日)・長期(20日)でまとめて完全掲載する。

全ランキング

▼短期(3日)

① AUM比%ランキング(降順)etfセクター分析(csv抽出結果)_2026_03_03

順位ティッカーAUM比%(3日)
1XLE1.44%
2XLU1.38%
3XLY0.97%
4XLRE0.63%
5XLP0.45%
6XLV0.12%
7XLC-0.06%
8XLK-0.59%
9XLI-0.92%
10XLF-1.94%
11XLB-1.98%

② フロー金額ランキング(降順)etfセクター分析(csv抽出結果)_2026_03_03

順位ティッカーフロー金額(USD mil, 3日)
1XLE565.34
2XLU338.45
3XLY220.21
4XLP78.04
5XLV51.18
6XLRE45.99
7XLC-53.64
8XLB-153.46
9XLK-158.27
10XLI-292.04
11XLF-956.32

短期は、まずXLE(エネルギー)とXLU(公益)が上位に並び、ディフェンシブ寄りの色が出ている。
一方でXLF(金融)とXLB(素材)のマイナスが大きく、短期の資金移動はやや極端。
XLY(一般消費財)はプラスで踏ん張っており、短期の景気敏感の中では相対的に強い。


▼中期(10日)

① AUM比%ランキング(降順)etfセクター分析(csv抽出結果)_2026_03_03

順位ティッカーAUM比%(10日)
1XLE3.46%
2XLY2.25%
3XLB1.68%
4XLRE1.31%
5XLU1.07%
6XLV0.92%
7XLC0.13%
8XLK-0.58%
9XLI-0.90%
10XLP-2.46%
11XLF-5.29%

② フロー金額ランキング(降順)etfセクター分析(csv抽出結果)_2026_03_03

順位ティッカーフロー金額(USD mil, 10日)
1XLE1364.17
2XLY509.75
3XLV390.09
4XLU262.54
5XLB129.99
6XLC115.47
7XLRE94.93
8XLK-157.25
9XLI-286.29
10XLP-423.38
11XLF-2610.60

10日では「XLE流入・XLF流出」がよりはっきりする(規模も比率も)。
XLYがAUM比でも金額でも上位に入り、景気敏感の中で資金が寄りやすい位置。
XLP(生活必需品)が中期でマイナスに沈んでいるのは短期と違うポイント。


▼長期(20日)

① AUM比%ランキング(降順)etfセクター分析(csv抽出結果)_2026_03_03

順位ティッカーAUM比%(20日)
1XLB9.23%
2XLE7.49%
3XLI3.23%
4XLU2.52%
5XLRE1.53%
6XLV1.17%
7XLY0.66%
8XLC-0.28%
9XLP-1.48%
10XLK-3.53%
11XLF-7.06%

② フロー金額ランキング(降順)etfセクター分析(csv抽出結果)_2026_03_03

順位ティッカーフロー金額(USD mil, 20日)
1XLE2951.57
2XLI1027.66
3XLB716.44
4XLU616.65
5XLV496.11
6XLY149.67
7XLRE111.25
8XLP-255.05
9XLC-242.86
10XLK-952.73
11XLF-3481.11

20日になると、AUM比ではXLB(素材)がトップに跳ねる一方、金額トップは引き続きXLE。
XLI(資本財)も長期で大きくプラスに転じており、資金の“定着”っぽさが出る。
逆にXLF(金融)は長期でさらに弱く、XLK(テック)もマイナスが続く。


市場構図まとめ(基準日:2026-03-03)

資金が滞留(入り続け)しているのは、まずXLE(エネルギー)。短期・中期・長期のいずれでも上位に出ており、フローの方向が揃っている。次に、長期ではXLI(資本財)とXLB(素材)が目立つ。AUM比で見ると、XLBは“サイズの割に入っている”という見え方になりやすい。一方、流出が続いているのはXLF(金融)が最も分かりやすい。短期から長期までマイナスが揃い、金額でも最下位に沈む。短期と長期の違いとしては、短期はXLYやXLUが目立ちやすいが、長期ではXLI・XLBの存在感が増える点。背景材料としては、直近のニュースで「AI懸念でテック売り」「中東緊張→原油高」といった流れが挙げられており、XLEの流入とXLKの弱さに説明が付きやすい(材料はあくまで補助線)。

Sho
Sho

システム開発歴15年/PMP

計画・リスク管理・数値設計を軸に、
ETFの情報整理から投資判断までをテンプレ化・自動化してきた。

新NISAの時代だからこそ、
感情よりも「仕組み」で迷わない投資を。

—— 焦らず、ブレず、仕組みで勝つ。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。投資判断はご自身の責任で行ってください。
セクター資金フロー定点観測
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