同じ「日経平均高配当株50指数」に連動するETF、399Aと1489。
中身はほぼ同じでも、信託報酬・分配回数・規模(運用歴)にははっきり違いがある。
見た目は兄弟、性格は別物。
この記事では、399Aと1489の違いを【図解】で一目で分かるように整理した。
日経高配当50はどっち?
1489 vs 399A
同じ指数でも「体験」は全く違う。
王道の実績か、新鋭の低コストか。
The Engine: 指数の仕組み
どちらの商品も中身は同じ「日経平均高配当株50指数」です。まずはこのエンジンの構造を理解しましょう。日経225から選び抜かれた「精鋭50社」への投資です。
母集団:日経平均株価 (225銘柄)
日本を代表する上場企業群
スクリーニング
予想配当利回りの高い銘柄を選定
日経高配当株 50
配当利回りウエート + 流動性調整
📅 年1回のリバランス
「利回りが上がった銘柄が入り、下がった銘柄が抜ける」動きになりやすい。
⚖️ セクターバイアス
金融・商社・通信など、構造的に高配当な業種に偏る傾向あり。
The Impact: コストと実績の決戦
「中身」は同じでも「ガワ(ETFの設計)」は大きく異なります。399Aの最大の武器は信託報酬(コスト)の安さですが、1489には圧倒的な実績があります。
信託報酬率 (税込)
継続的にかかるコスト。399Aが圧倒的に有利。
1489 (NF・日経高配当50)
圧倒的な純資産残高(AUM)を持ち、売買が活発。隠れコスト(スプレッド)が小さく、いつでも安心して売買できるのが最大のメリット。
399A (上場日経高配当50)
ブランド「Amova」による低コスト戦略。ただし上場から日が浅いため、成行注文よりも「指値」での丁寧な売買が推奨されます。
The Calendar: 分配金のタイミング
キャッシュフローの設計に直結する「分配頻度」。1489は年4回の楽しみがあり、399Aは年2回のシンプルさがあります。
1489 (年4回)
基準日:各7日定期的なお小遣いが欲しい人向け。
399A (年2回)
決算日:各4日管理をシンプルにしたい、再投資効率重視向け。
💡 上級者の技:組み合わせ戦略
両方保有しても分配月は「1,4,7,10」に偏りますが、特定月の受取額を厚くする調整弁として使えます。
The Checklist: あなたはどっち?
投資スタイルによる「正解」は異なります。3つのケースから自分に近いものを選んでください。
安心感・売買重視
- ✔いつでもすぐに売買したい
- ✔純資産の大きさが正義
- ✔年4回の分配が楽しみ
コスト・効率重視
- ✔0.1%でもコストを下げたい
- ✔指値注文の手間は惜しまない
- ✔分配は年2回で管理を楽に
ハイブリッド派
- ✔コストも気になるが流動性も欲しい
- ✔時期分散・時間分散をしたい
- ✔両方のメリットを享受したい




