1489 vs 1478|高配当ETFを選ぶ前に確認する一次情報【2026】

作成者:Sho
この記事の目的:1489と1478の違い(指数・分配回数・コスト)を一次情報で整理し、選ぶ判断を助ける。

高配当ETFを「利回りが高い方」で選ぶと、だいたい後でズレる。

1489と1478は同じ高配当ETFに見えるが、中身のルール(指数)が違う。ルールが違えば、値動きの性格も変わる。

この記事では「どっちがいい」は押し付けない。指数・分配回数・コストという一次情報だけを並べて、自分で選ぶための地図を作る。

日本高配当ETFおすすめ比較 / 指数・分散・純資産で見抜く6つの判断軸

まず見るべき3点

①指数(どうやって銘柄を選ぶか) ②分配回数(受け取りのリズム) ③コスト(信託報酬)

この3つを押さえれば、比較はブレない。

ざっくり比較表(公式情報ベース)

※下表の数値は各運用会社の商品ページ・ファクトシートを主な出典とし、分配金支払基準日は日本取引所グループ(JPX)の銘柄詳細資料を参照した。純資産総額・銘柄数は基準日を併記した。最新値は各社の公表資料で確認できる。

項目14891478
連動指数日経平均高配当株50指数(トータルリターン)MSCIジャパン高配当利回り指数(配当込み)
母集団日経225構成銘柄MSCI側の親指数(日本株)をベースにスクリーニング
銘柄数50(固定)指数上は30(2025/12/26時点)、ETF保有は34(2026/7/31時点)
定期見直し年1回(6月末)MSCIルールに基づく
分配頻度 / 決算日年4回(1/7・4/7・7/7・10/7)年2回(2/9・8/9)
信託報酬(税込)年0.308%年0.209%
純資産総額5,519.7億円(2026/8/26時点)1,483.3億円(2026/7/31時点)

いちばん大事:指数の選び方が違う

1489:日経225 → 利回り上位50を選ぶ

日経平均高配当株50指数は、日経225(東証を代表する225銘柄)の中から予想配当利回りが高い50銘柄を選ぶ。 ウェート(保有比率)も配当利回りをベースにしている。

定期見直しは年1回(6月末)。基準は5月末時点の予想配当利回りなどを使う。

シンプルな設計で、「利回りという一つの物差しが前面に出やすい」タイプ。

1478:高配当 + 品質スクリーンが入る

1478はMSCIの指数に連動する。高配当であることに加えて、品質スクリーン(配当性向が極端に高い銘柄などを除外するふるい)がかかる。

配当性向とは、利益のうち配当に回した割合のこと。これが極端に高い銘柄は「無理して配当を出している」可能性があるため、指数のルール上で除外される。

言い換えると、1489は「日経225の中から利回りを取りにいく(攻めの設計)」、1478は「MSCIの指数で品質スクリーンをかけて絞り込む(守りの設計)」という違いになる。1478のスクリーンは、配当性向・配当の継続性・財務の健全性などをルールで確認し、無理な配当(減配リスク)が疑われる銘柄を外す方向に働く。

銘柄数 = 分散、ではない

銘柄数が多い方が分散されている、と思いがちだが、それだけでは判断できない。

重要なのは、どういう理由で銘柄が残るか(落ちるか)の方。

1478は品質スクリーンがある分、配当利回りが高いだけの銘柄が残りにくい可能性がある。 1489は225→50という枠の中で利回りウェートなので、利回り要因が前に出やすい。

ここを混同すると「同じ高配当なのに思ったより値動きがブレる/ブレない」という疑問につながりやすい。

分配回数は体感に効く

1489:年4回(1月・4月・7月・10月) 1478:年2回(2月・8月)

課税口座(NISA以外の通常口座)では、分配金を受け取るたびに税金がかかる。回数が多いほど税のイベントが増える、ということ。

NISA口座(運用益が非課税になる制度)なら税は関係ないので、分配頻度の意味は「キャッシュフローのリズム」だけになる。どちらが生活サイクルに合うかで選べばいい。

コストは1478が低い。規模は1489が大きい

信託報酬(ETFを保有しているあいだかかる年間コスト)は、1489が0.308%、1478が0.209%。差は約0.1%。

長期保有では積み重なる差なので、無視しない方がいい。ただし「取引のしやすさ」は売買代金やスプレッド(売値と買値の差)にも影響されるため、信託報酬だけで決めきれない面もある。

純資産の規模は1489が5,519.7億円(2026/8/26時点)、1478が1,483.3億円(2026/7/31時点)。どちらも即座に問題になる水準ではない。

向いている人・向いていない人(タイプ別の目安)

どちらが上、という話ではない。自分がどちらの考え方に近いかで選ぶと迷いにくい。

1489(日経高配当50)が向いている場合

  • いまの配当利回りを、できるだけ高く取りにいきたい
  • 分配を年4回受け取り、再投資や生活費に回したい
  • 日経平均に採用された、なじみのある企業を中心に持ちたい

1478(MSCIジャパン高配当利回り)が向いている場合

  • 信託報酬(コスト)を抑えて長く持ちたい
  • 業績が伴わないまま無理に配当を出している銘柄は避けたい
  • 分配は年2回でも気にならない

迷ったときの確認軸

選ぶ前に、自分に聞いてみる問いだけ置く。

利回り要因を強めに取りたいか、品質チェックが入っている方が落ち着くか。 → 1489は利回りウェート、1478は品質スクリーンが前提。

分配のリズムは年4回と年2回、どちらが合うか。

信託報酬の差(0.308% vs 0.209%)をどれくらい重く見るか。

日経225ベース(225→50)という母集団の絞り方に納得できるか。

指数が何を除外するか(配当性向など)まで含めて、設計思想に共感できるか。

どちらも日本株の高配当ETFだが、指数の設計はかなり違う2本。

利回りの強さを取りに行くのか、配当の質や安定性を重視するのか。

どちらが上かという話ではない。どう作られているかを一度整理しておくと、高配当ETFとは長く付き合いやすくなる。


運営者:Sho
最終更新日:2026-08-26
数値確認日:2026-08-26(1489と1478の純資産総額・信託報酬、および1478のETF保有銘柄数を各運用会社の公表資料で照合。データ基準日:1489=2026-08-26、1478=2026-07-31)
主な参照元:1489・1478それぞれの運用会社の商品ページ・交付目論見書/日本取引所グループ(JPX)(本文中のリンク参照)
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生成AIの利用:本記事は生成AIを用いて作成し、人間が事実確認のうえ公開しています。

Sho
Sho

業務系SEとして長年

計画・リスク管理・数値設計を軸に、
ETFの情報整理から投資判断までをテンプレ化・自動化してきた。

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