税金・分配金・実務

コスト・売買実務

東証のETFは何口から買えるか|453本の売買単位を数えたら、1口が312本、10口が139本

東京証券取引所のETFの売買単位は銘柄ごとに決まっていて、同じ運用会社や同じ種類のETFでもそろっておらず、変わることもあります。ETF(証券取引所に上場する投資信託)を1口だけ買おうとしたら、10口単位の銘柄だった。初めてなら、何口から買えるのか迷う場面です。日本取引所グループ(JPX)の用語集では、売買は銘柄ごとに決められた単位の整数倍で行い...
コスト・売買実務

9本のうち2本は、基準価額で計算すると毎月5万円の積立でも1口も買えない|つみたて投資枠の対象一覧にあるETFを、予算ごとに試算

つみたて投資枠の対象一覧にあるETFでも、売買単位分の値段が予算を上回ると、その月の予算だけでは買えません。基準価額で計算すると、毎月5万円の積立でも、証券コード1320と632Aは1口も買えません。どちらもETF(証券取引所に上場する投資信託)で、2026年10月23日の基準価額(毎日計算される、1口あたりの資産の価値)では1口が6万円を超えま...
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米国ETF 10本、分配金はいつか|目論見書とJPXの資料に書いてある月と、日付の決め方を並べた

米国ETFの分配金がいつかは、VOO・VTI・VT・VWO・VXUS・VYMの6本なら目論見書(そのファンドについての情報を載せた書類)で分かります。バンガードの目論見書は、この6本の分配を原則として3月・6月・9月・12月の四半期ごとに行うとしています。QQQの目論見書は、分配の方針の箇所に四半期ごと(quarterly)とあるだけ...
コスト・売買実務

ETFの信託報酬は、いつ、どうやって引かれているのか|目論見書の「日々計上」と支払いの時期を読む

1306 の目論見書は、信託報酬(運用管理費用)を「投資者が信託財産で間接的に負担する費用」に分けます。取得時手数料などの「投資者が直接的に負担する費用」とは別の区分です。1306 と 2558 の目論見書によると、信託報酬は日々計上され、ファンドの基準価額に反映されます。年に一度、まとめて計上するという書き方ではありません。ファンドから...
コスト・売買実務

東証でETFを売買するときのルールを株式と並べる|取引時間・売買単位・制限値幅・決済日

JPXは、ETFの売買に通常の株式と異なる特別なルールはないとしています。株式と同じように、証券会社を通じて売買する仕組みです。取引時間も株式と同じで、前場は9時から11時30分、後場は12時30分から15時30分です。指値注文や成行注文も、株式と同じように出せます。一方、売買単位はETFの商品ごとに異なります。また、ストップ高またはスト...
制度・税

旧NISAで持っているETFは、非課税の期間が終わるとどうなるか|特定口座への移り方と取得価額を資料で追う

2022年に一般NISAで買ったETFは、2026年12月末で非課税保有期間が終わります。2027年以降も一般NISAの非課税が続くわけではありません。旧NISAで持っている商品は、新NISAへ移せません。期間が終わった時点で特定口座があれば、手続きをしなくても特定口座へ移ります。そのときは、非課税保有期間が終わった時点の時価が、特定口座での取...
制度・税

東証で上場廃止になったETFは2015年から82本|繰上償還の流れと、NISAで持っていた人の扱い

野村アセットマネジメントとブラックロック・ジャパンは、ETFの繰上償還の告知でNISAの扱いを説明しています。野村の2643の告知では、NISAの口座で持っていても、償還金を受け取ったときの譲渡損益にはNISAが適用されません。この告知では、最終売買日までに市場で売った場合は、NISAが適用されます。ブラックロック・ジャパンの2851の告...
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TOPIXと日経平均のETF 22本、分配金はいつか|基準日と支払開始(予定)日を運用会社の資料で並べた

TOPIXに連動するETF10本の基準日は、1月・2月・4月・5月・7月・8月・10月・11月に分かれています。同じ指数でも、分配金の基準日は一つではありません。1306の直近の決算日は2026年7月10日でした。分配金の支払開始予定日は2026年8月18日で、決算日の翌月です。対象22本を並べると、3月・6月・9月・12月に基準日がある銘柄...
コスト・売買実務

ETFの権利確定日と権利落日は、JPXの一覧で調べられる|2026年10月4日〜12日に分配金の基準日がくる77本

1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信)の10月の分配金の基準日は、2026年10月7日(水)です。権利落日は10月6日(火)で、この回の分配金を受け取れるのは、普通取引の場合、10月5日(月)までに買った分です。こうした日付は、銘柄ごとに運用会社の資料を探さなくても確認できます。JPXの「配当落・権利落等情報」には、銘柄ごと...
コスト・売買実務

1321など6本の受益権分割|日程と、持っている人・これから買う人に変わること

1321(NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信)は、2026年10月7日に1口を100口に分割しました。東証の売買単位は、その前の10月5日に1口から10口へ変わりました。口数は100倍になりますが、最小で売買する単位も10口になります。そのため、最小で買える量を分割前の口数に直すと0.1口分で、分割前の1口の10分の1です。100...
コスト・売買実務

同じTOPIXのETFでも、分配金の決算日と回数は運用会社で分かれます

1306と1475は、どちらもTOPIXに連動するETFです。分配金の回数は、1306が年1回、1475が年2回でした。日経平均トータルリターン・インデックスに連動する2本でも、同じことが起きています。野村アセットマネジメントの1306と1321はどちらも年1回、ブラックロック・ジャパンの1475と1329はど...
制度・税

NISAで売ったら枠はどうなるか|復活額は簿価・再利用は翌年以降という2つの前提

保有している銘柄を売ろうか迷うとき、値段の話より先に引っかかることがある。売ったら、使った枠はどうなるのか。新NISAでは、売却した商品の簿価の分だけ非課税保有限度額が復活する。ただし前提が2つある。復活する金額は時価ではなく簿価で、その復活分を再利用できるのは翌年以降である。さらに、復活分がその年の年間投資枠に上乗せされるわけでもない。この3点を知らないまま売ると、想定と違う結果になりやすい。こ...
制度・税

ETFがNISAで買えるか確認する方法|成長投資枠の対象リストは2つある

金ETFの1540(純金上場信託・現物国内保管型)を、成長投資枠の対象商品リストで探しても見つからない。資産運用業協会が公表する一覧に、この銘柄コードは載っていない。しかし1540は成長投資枠の対象である。日本取引所グループが別に公表する一覧に載っているためだ。上場ETF等について、掲載状況を確認できる公式の一覧は1つではなく2つある。 掲載の分担は資料の対象範囲によって決まっており、片方だけを見...
制度・税

信託報酬と総経費率の違い|ETFのコスト表示が資料で変わる4つの理由

ETFのコストを調べると、同じ銘柄なのに資料によって違う数字が出てくる。信託報酬と総経費率の違いは費用の範囲だが、ずれる理由はそれだけではない。同じ「信託報酬」でも、資料ごとに値が変わることがある。理由は4つある。何を含むか(範囲)、いつの値か(時点)、上限か現行か(種別)、どの資料か(公表元)である。本記事で扱う例では、いずれも条件の違う数字が併存しているだけで、どれかが誤っているわけではない。...
制度・税

受益権分割で分配金が10倍ずれて見える理由|資料ごとの数字の読み方

東証のETFで受益権分割があると、同じ決算日の分配金が、資料によって10倍違って表示されることがある。原因は実績の増減ではない。1口が表す持分が変わり、資料によって「分割前の1口」と「分割後の1口」のどちらで書かれているかが違うためである。どちらの数字も誤りではない。ただし利回りを計算するとき、分子と分母で違う単位の数字を拾うと、結果は桁で狂う。この記事では、なぜずれるのかを分割の仕組みから示し、...