2026-04-08 米国セクター資金フロー|全11セクター完全ランキング

足元は「金融に資金集中、生活必需品から大規模流出」という構図。価格はニュースで振れるが、資金フローはどこにお金が居続けているかを示す。短期の反応と中長期の定着を切り分けて見ることで、地合いの偏りが見えやすい。


全ランキング

▼短期(3日)

① AUM比%ランキング(降順)

順位ティッカーAUM比%
1XLB2.23%
2XLU1.54%
3XLF0.69%
4XLK0.57%
5XLC-0.00%
6XLI-0.25%
7XLRE-0.48%
8XLV-0.94%
9XLY-1.10%
10XLE-2.13%
11XLP-7.91%

② フロー金額ランキング(降順)

順位ティッカーフロー
1XLK518
2XLU387
3XLF345
4XLB156
5XLC-1
6XLRE-37
7XLI-75
8XLY-235
9XLV-369
10XLE-864
11XLP-1,145

短期は素材・公益・金融に資金が入る一方、生活必需品の流出が突出。
エネルギーも短期では明確に売られている。
広く分散ではなく、偏った資金移動が見える。


▼中期(10日)

① AUM比%ランキング(降順)

順位ティッカーAUM比%
1XLF2.14%
2XLB1.96%
3XLI1.06%
4XLRE0.95%
5XLK0.68%
6XLU0.39%
7XLV-0.52%
8XLE-0.57%
9XLC-0.23%
10XLY-2.58%
11XLP-12.52%

② フロー金額ランキング(降順)

順位ティッカーフロー
1XLF1,075
2XLK610
3XLI313
4XLB137
5XLU98
6XLRE73
7XLC-56
8XLV-204
9XLE-233
10XLY-550
11XLP-1,812

中期では金融の優位がはっきりする。
素材・資本財も追随し、景気寄りの資金が見える。
一方で生活必需品の流出は規模・比率ともに異常に大きい。


▼長期(20日)

① AUM比%ランキング(降順)

順位ティッカーAUM比%
1XLF3.15%
2XLU2.43%
3XLRE1.66%
4XLE0.88%
5XLK0.80%
6XLI-0.51%
7XLV-0.76%
8XLB-0.80%
9XLY-2.75%
10XLC-4.34%
11XLP-14.08%

② フロー金額ランキング(降順)

順位ティッカーフロー
1XLF1,586
2XLK722
3XLU610
4XLE358
5XLRE127
6XLB-56
7XLI-149
8XLV-297
9XLY-587
10XLC-1,068
11XLP-2,038

長期でも金融が最上位で資金の定着が確認できる。
公益・不動産もディフェンシブとして資金を維持。
生活必需品は長期でも最大の流出セクター。


市場構図まとめ

資金が滞留しているのは金融(XLF)で、短期・中期・長期すべてで上位を維持している。加えて公益(XLU)や不動産(XLRE)にも長期資金が残り、ディフェンシブ需要の一部は維持されている。一方で、生活必需品(XLP)は全期間で大規模な流出が続き、資金の逃避先ではなくなっている。消費(XLY)やコミュニケーション(XLC)も弱く、リスク選好の中でも選別が強い。

短期ではエネルギー(XLE)の売りが目立つが、長期ではプラス圏に戻っており、一時的な材料反応の可能性がある。背景としては原油急落や金融決算見通し改善などがあり、短期と長期で資金の向きがずれている点が特徴的だ。全体としては「金融主導、ディフェンシブの一部定着、生活必需品からの構造的流出」という整理になる。

Sho
Sho

システム開発歴15年/PMP

計画・リスク管理・数値設計を軸に、
ETFの情報整理から投資判断までをテンプレ化・自動化してきた。

新NISAの時代だからこそ、
感情よりも「仕組み」で迷わない投資を。

—— 焦らず、ブレず、仕組みで勝つ。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。投資判断はご自身の責任で行ってください。
セクター資金フロー
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