基準日:2026-04-25(JST)
対象期間:2026-04-20 〜 2026-04-24(直近5営業日)
結論
今週は半導体・AI株の買いと中東情勢によるインフレ警戒が材料になって、株・米10年金利・ドル円が動いた週である。初心者が見る論点は2つだけでよい。
- 論点①:米10年金利。米10年金利=お金を借りるコストの代表
- 論点②:ドル円と原油。ドル円=1ドルを何円で交換できるかを示す数字
今週のスコアボード
※週初・週末は同じ参照元で揃える。指数、金利、為替でバラすとズレる。
| 指標 | 週初 | 週末 | 変化 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 米国株(S&P500) | 7,109.14 | 7,165.08 | +55.94(+0.79%) | 上昇→半導体株高→企業利益への期待が指数を押し上げた |
| 日本株(日経平均) | 58,824.89 | 59,716.18 | +891.29(+1.52%) | 上昇→AI株物色→値がさ株が指数を引っ張った |
| 米10年金利 | 4.250% | 4.310% | +0.06pt(+6bp) | 上昇→インフレ期待→借りるコストが上がる方向 |
| ドル円(USD/JPY) | 158.818 | 159.510 | +0.692円(+0.44%) | 円安→米金利上昇→ドルの金利面の旨味が残った |
データ参照:Investing.com|S&P500 過去データ、Investing.com|日経平均 過去データ、Investing.com|米10年債利回り 過去データ、OANDA Japan|2026年4月20日の米ドル/円ヒストリカルデータ、OANDA Japan|2026年4月24日の米ドル/円ヒストリカルデータ
今週の出来事
※起きたことだけ書かない。必ずどの数字に効いたかを書く。
- 出来事:米国では半導体株と好決算期待が支えになり、S&P500とナスダックが最高値を付けた(参照:Reuters|半導体株高とイラン和平協議期待でS&P500とナスダックが最高値)
- 影響:S&P500↑/日経平均↑
- 一言:市場は企業利益への期待がまだ残ると解釈した(初心者訳:利益が伸びそうな企業に資金が集まった)
- 出来事:米消費者心理が過去最低となり、インフレ期待が上昇した(参照:Reuters|米消費者心理が過去最低、インフレ期待が上昇)
- 影響:米10年金利↑/ドル円↑
- 一言:市場は利下げが急ぎにくい材料と解釈した(初心者訳:物価が上がると金利は下がりにくい)
- 出来事:日経平均は終値で史上最高値を更新し、AI・半導体関連に資金が寄った(参照:Reuters|日経平均は反発、終値で史上最高値更新)
- 影響:日経平均↑/ドル円↑
- 一言:市場は日本株の指数主導の強さを解釈した(初心者訳:一部の大型株が平均値を押し上げた)
相場が見ている軸
- 軸①:FOMC→米10年金利→S&P500
- トリガー:4月28〜29日のFOMCとインフレに関する発言(参照:Federal Reserve|2026年FOMC日程)
- 価格の反応:米10年金利/米国株(S&P500)/ドル円
- 初心者訳:金利が上がると企業がお金を借りる負担が増え、株の重しになりやすい
- 軸②:中東情勢→原油・インフレ期待→ドル円
- トリガー:米・イラン協議、ホルムズ海峡、原油価格
- 価格の反応:米10年金利/ドル円/日本株(日経平均)
- 初心者訳:原油高は生活コスト上昇につながり、利下げしにくい空気を作る
いまの局面
いまは半導体株高で指数は強いが、金利と原油の一振れで空気が変わる局面である。ニュースを追いすぎず、米10年金利の4.30%近辺だけ確認すれば足りる。
来週の確認ポイント(初心者はこれだけ)
- 見るイベント(最大2つ):FOMC 2026年4月28〜29日(参照:Federal Reserve|FOMC日程)/日銀金融政策決定会合 2026年4月27〜28日(参照:Reuters|日銀は政策金利据え置きとの見方)
- 見る数字(境界線):米10年金利4.30%台/ドル円160円
- 起きたらどうなる:もし米10年金利が4.30%台後半へ上がり、ドル円が160円を上回って定着するなら、株は高値圏でも振れやすい(理由:借りるコストと為替警戒が同時に上がる方向)
- 次回更新予定:2026-05-02

