高配当ETF比較2026【40代向け】1489・1577・1698・1478の違いと選び方

新NISAで高配当ETFを検討する40代にとって、「1489・1577・1698・1478のどれを選べばいいか」は重要な判断です。それぞれ対象指数・分配頻度・信託報酬・銘柄数が異なり、目的によって最適解が変わります。

このページでは、東証に上場する代表的な高配当株ETF4本を比較し、40代の新NISA活用の観点から選び方を解説します。

4本の基本スペック比較

銘柄正式名称対象指数信託報酬分配頻度銘柄数
1489NF日経高配当50 ETF日経平均高配当株50指数0.308%年4回50銘柄
1577NF野村日本高配当 ETF野村日本高配当株700.352%年4回70銘柄
1698上場インデックスファンド日本高配当東証配当フォーカス1000.308%年4回100銘柄
1478iS MSCI日本高配当利回り ETFMSCI Japan高配当利回り指数0.209%年2回約40銘柄

利回り・分配金の傾向比較

2025〜2026年実績ベースの分配金利回りの目安(価格変動により変動します):

銘柄分配金利回り目安特徴
14893.0〜3.5%日経平均採用銘柄から高配当50社。大型株中心で安定感あり
15773.0〜3.5%70銘柄で1489より分散度が高い。中型株も含む
16983.5〜4.0%100銘柄・REIT含む。利回りは4本中最も高めの傾向
14782.5〜3.0%MSCI基準で財務健全性も考慮。利回りより品質重視

※利回りは購入時の価格と直近分配実績から算出したもので、将来の保証ではありません。

各ETFの特徴と向いている人

1489(NF日経高配当50)

日経平均採用銘柄の中から予想配当利回り上位50社を選んだETF。大型・有名銘柄が中心なので、保有銘柄に親しみやすく初心者にも確認しやすい構成です。東証高配当ETFの中で最も流動性が高く、売買しやすい点も特徴です。

向いている人:安定した大型株で高配当を受け取りたい、流動性を重視する方

1577(NF野村日本高配当70)

野村証券が算出する「野村日本高配当株70」に連動。1489より銘柄数が多く(70社)、中型株も含むため分散効果がやや高い。配当利回りの水準は1489と近似していますが、構成銘柄の重複は少なく補完的な関係にあります。

向いている人:1489と合わせて日本高配当株への分散を広げたい方、100万円超のまとまった資金がある方

1698(上場インデックスファンド日本高配当)

「東証配当フォーカス100」に連動し、株式だけでなくREIT(不動産投資信託)も含む100銘柄構成。4本の中で利回りが最も高くなる傾向があります。ただしREITを含むため、金利上昇局面でREIT比率の動向には注意が必要です。

向いている人:利回り最優先、REIT込みで幅広い分配収益を求める方

1478(iS MSCI日本高配当利回り)

MSCIの指数に連動し、単に利回りが高いだけでなく財務健全性・収益品質も考慮した銘柄選定が特徴。信託報酬が0.209%と4本中最安。ただし分配が年2回のため、年4回を重視する方には向かない面もあります。

向いている人:コストを抑えつつ財務健全な企業の配当を得たい、品質重視の方

40代の新NISAでの活用シナリオ

シナリオA:配当収入を最大化したい

1698をメインに、1489で大型株の安定感を補完。REITも含めた高利回りを狙う。

シナリオB:日本株高配当をバランスよく持ちたい

1489をメインに保有。流動性が高く、分配年4回で定期的な受取を実感しやすい。

シナリオC:コスト重視・品質も重視

1478を選択。信託報酬が最安で、MSCIの品質フィルターにより配当継続性が高い銘柄中心。

シナリオD:1489と399Aを組み合わせる

NEXT FUNDS 日経高配当50(1489)に加え、399A(MAXIS高配当ETF)を組み合わせることで、構成銘柄の重複を避けながら日本高配当株への分散を高められます。

399Aと1489の比較|違いと使い分けの考え方

新NISAでの扱いと注意点

項目1489157716981478
成長投資枠対象
積立投資枠対象××××
1口あたりの価格目安約4,000〜5,000円約3,000〜4,000円約2,500〜3,500円約3,000〜4,000円

4本いずれも新NISA成長投資枠の対象ですが、積立投資枠(旧つみたてNISA)の対象ではありません。毎月の積立設定には成長投資枠を使う必要があります。

まとめ:選び方のポイント

  • 流動性・知名度重視 → 1489
  • 利回り最優先(REIT込み可) → 1698
  • コスト重視・品質フィルター希望 → 1478
  • 1489と分散を広げたい → 1577または399A

40代の新NISAでは、1本に集中するより1489をベースに399Aや成長系ETFと組み合わせるポートフォリオ設計が、安定感とリターンのバランスが取れる選択です。


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Sho
Sho

システム開発歴15年/PMP

計画・リスク管理・数値設計を軸に、
ETFの情報整理から投資判断までをテンプレ化・自動化してきた。

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