itcareer40.jp2559組入・国地域別・業種別
銘柄コード 2559
組入実績の基準日 2026年7月31日現在
結論:2559はMSCI ACWIへの連動を目指すので、骨格は指数で決まる。ファンドの組入実績(2026年7月31日現在)で見ると、上位10銘柄の合計は23.4%、国・地域別ではアメリカが63.0%で、偏りは一発で見える。この記事では、上位10・国地域別/業種別の読み方、入替ルールの要点、そしてPCF/開示で2559の実保有を確認する方法まで整理する。
2559そのものの基本スペックや、そもそもどんなETFなのかを先に押さえたいなら、2559とは?MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の特徴・コスト・NISAの使い方【2026】から読むと全体像がつかみやすい。
上位10銘柄の合計
23.4%
表示値の単純合計
アメリカの比率
63.0%
日本5.0%、イギリス3.2%と続く
組入銘柄数
2,414
指数の構成銘柄数とは集計基準が違う
上位10銘柄+国別比率表
ここからは、2559の組入上位10銘柄(月次レポート 2026年7月31日現在)。
指数の構成比ではなく、ファンドが実際に持っている中身である。2559はMSCI ACWIへの連動を目指すので、骨格は指数で決まるが、確認するなら運用会社の開示が早い。
| 順位 | 銘柄 | 組入比率 |
|---|---|---|
| 1 | Apple | 4.8% |
| 2 | NVIDIA | 4.4% |
| 3 | Microsoft | 3.1% |
| 4 | Amazon.com | 2.2% |
| 5 | Alphabet A | 1.9% |
| 6 | Broadcom | 1.7% |
| 7 | TSMC(Taiwan Semiconductor Manufac.) | 1.6% |
| 8 | Alphabet C | 1.5% |
| 9 | Meta Platforms A | 1.2% |
| 10 | Micron Technology | 1.0% |
上位10合計は23.4%。
(月次レポートの各比率は表示桁未満を四捨五入しているため、これは表示値の単純合計である。未丸めの値による合計とは差が出ることがある。)
国・地域別比率(月次レポート 2026年7月31日現在)
| 順位 | 国・地域 | 組入比率 |
|---|---|---|
| 1 | アメリカ | 63.0% |
| 2 | 日本 | 5.0% |
| 3 | イギリス | 3.2% |
| 4 | カナダ | 3.0% |
| 5 | 台湾 | 2.8% |
| 6 | フランス | 2.1% |
| 7 | スイス | 2.1% |
| 8 | 韓国 | 1.9% |
| 9 | ドイツ | 1.9% |
| 10 | オーストラリア | 1.4% |
上位3合計(アメリカ+日本+イギリス):71.2%(表示値の単純合計)。
なお国・地域は、外国株式インデックスマザーファンドでは原則として主要取引所所在地、新興国株式インデックスマザーファンドでは原則として法人登録地で分類されている。つまり実態は米国が主役。
「全世界といっても米国比率がかなり高いなら、S&P500とどう違うのかも見ておきたい」という人は、2559と2558で迷う理由|新NISAで全世界かS&P連動かを並べて読むと整理しやすい。
2559の中身の前提:MSCI ACWIは「全世界」だけど、均等じゃない
MSCI ACWIは、世界の先進国と新興国の株式の総合投資収益を、各市場の時価総額比率で加重平均して指数化したものである(JPXの銘柄資料より)。
そして、時価総額加重。つまり、企業規模が大きいほど指数内の存在感が増える。
結果として、世界最大級企業が多い米国の比重がデカくなる。
なお、2559の組入銘柄数は2,414(月次レポート 2026年7月31日現在)。指数の構成銘柄数とは集計基準が違うので、比べるときは出典を揃える。
米国比率が高い理由(結論:時価総額加重)
理由はシンプルで、時価総額加重だから。
NVIDIA、Apple、Microsoftみたいな「世界のデカい会社」が、世界株指数の上位に並ぶ。その結果、2559でも“米国テック寄り”に見えやすい。
ただし、ファンドの組入実績では上位10銘柄で23.4%。
少数銘柄だけに極端に集中した組入状況ではないものの、大型株の値動きの影響を受けやすい点には注意したい。でかい船は、ちょっと舵を切るだけでも波が立つ。
業種別比率
同じく月次レポートの組入上位10業種(2026年7月31日現在・GICS分類)。
| 順位 | 業種 | 組入比率 |
|---|---|---|
| 1 | 半導体・半導体製造装置 | 14.2% |
| 2 | テクノロジ・ハードウェア・機器 | 8.8% |
| 3 | 銀行 | 8.4% |
| 4 | 資本財 | 8.3% |
| 5 | ソフトウェア・サービス | 6.6% |
| 6 | メディア・娯楽 | 6.1% |
| 7 | 医薬品・バイオテクノ・ライフ | 6.0% |
| 8 | 金融サービス | 5.7% |
| 9 | 一般消費財・サービス流通・小売り | 4.3% |
| 10 | エネルギー | 3.9% |
参照:2559(MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信)の月次レポート(2026年7月31日時点。組入上位10銘柄・国地域別比率・業種別比率、組入銘柄数 2,414)
業種別では半導体・半導体製造装置が14.2%で最大、次いでテクノロジ・ハードウェア・機器が8.8%、銀行が8.4%(2026年7月31日現在)。
テック周辺が好調だと全体が走りやすく、逆だと空気が冷える。分散していても、主役が偏っている舞台はある。
「全部入りの全世界で持つべきか、日本を除く先進国だけに寄せるべきか」を比べたいなら、2559・537A・1657の違い|全世界で一本化するか、日本と新興国を外して組むかもあわせて見ておくと判断しやすい。
組入銘柄はどのように決まるのか(=指数のルール)
2559はMSCI ACWIへの連動を目指す以上、基本はMSCIの指数ルールに従って入れ替えが起こる。で、ここがモヤいと信用が落ちるから言い切る。
MSCI ACWIの指数レビューに関する最新情報は、MSCI公式サイトのIndex Reviewの案内で確認できる。本記事では日程を固定の数値としては置かない。
まぁ、指数ってのは放置じゃなくて、ちゃんと手入れされてる。
この記事で言えないこと
- 上位10と国・地域の合計は、丸めた表示値を単純合計しているため、未丸めの値による合計とは差が出ることがある。
- 指数レビューの日程は年により変わるため、固定の数値として置いていない。MSCI公式で確認する前提にしている。
- PCFは前営業日時点のファイルをもとに整備されるため、いまこの瞬間の完全な保有ではない。
数値の基準日
- 組入実績の基準日
- 2026年7月31日現在
- 業種の分類
- GICS分類
- 国・地域の分類
- 外国株式インデックスマザーファンドでは原則として主要取引所所在地
- 出典
- 運用会社の月次レポート/JPXの2559銘柄詳細資料/東証のインディカティブNAV・PCF情報/MSCI公式サイトのIndex Review
いちばん大事:2559そのものの中身はどこで確認する?
2559の実際の中身は、基本 PCF と 運用会社(や取引所)の開示で追うのが筋だ。
PCFは、ETFが持っている銘柄や数量をまとめたファイルで、東証の「インディカティブNAV・PCF情報」から見られる。
ただし注意点がある。PCFは「いまこの瞬間の完全な保有」をそのまま写したものじゃなくて、前営業日時点のファイルをもとに整備して公表される性質がある。だから週末や市場が閉まってるときに見て「更新されてない」「出てこない」みたいになるのは、わりと仕様だ。
(さらに、障害などで公表や配信が遅れたり止まったりする場合もある、と明記されてる。)
なので、記事としてはこう整理しておくのが安全だな。
- 「指数の構成比」=骨格(MSCI公式)
- 「ETFの実保有」=PCF/運用会社・取引所の開示で確認(ズレを潰す本丸)
参考までに、東証の銘柄資料(2559のPDF)には、作成日時点の「ファンド組入銘柄(例)」も載っている。まず雰囲気を掴むならこれが手っ取り早い。
2559の基本的な仕組みや、投信オルカンとの違いまで含めて全体像を先に整理したいなら、2559とは?MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の特徴・コスト・NISAの使い方【2026】を先に読むと位置づけがつかみやすい。
まとめ
2559は、円換算したMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指す全世界株ETFだ。組入銘柄数は2,414(月次レポート 2026年7月31日現在)。
上位にはApple、NVIDIA、Microsoftなどの大型株が並び、上位10で23.4%。広く分散してはいるが、大型株の動きが効きやすい。
また「全世界」といっても偏りは残る。国・地域別ではアメリカが63.0%、業種別では半導体・半導体製造装置が14.2%で最大となっている(2026年7月31日現在)。
指数レビューの最新情報はMSCI公式サイトで確認したい。
そして一番大事なのは、2559の実際の中身はPCFや運用会社の開示で確認すること。
指数とズレることがあるからだ。
「全世界」という言葉に安心する前に、中身を一度だけ見ておく。
それだけで、だいぶ事故は減る。
中身を確認したうえで、2559をコアとして持ち続けてよいかまで点検したいなら、2559の保有継続条件|どこで見直すかを5つの軸で整理で前提が壊れていないかを確認しておきたい。

