2026-04-16 米国セクター資金フロー 全11セクター完全ランキング|米国セクター資金フローを定点観測

米国株全体は指数の上下が注目されやすい局面ですが、足元では「どのセクターへ資金が向かっているか」を見る方が市場の本音を掴みやすい場面です。価格は短期的に振れますが、資金フローには投資家の選好や継続性が出やすいからです。

今回の集計では、素材セクターへの資金集中が目立つ一方、生活必需品には中長期で重い流出が続いています。金融・資本財も底堅く、ディフェンシブ一辺倒ではない構図です。


全ランキング

▼短期(3日)

① AUM比%ランキング(降順)

順位ティッカーAUM比%
1XLB4.31%
2XLE2.78%
3XLP1.83%
4XLC0.90%
5XLV0.51%
6XLRE0.09%
7XLK-0.00%
8XLF-0.30%
9XLI-0.31%
10XLY-0.31%
11XLU-0.63%

② フロー金額ランキング(降順)

順位ティッカーフロー
1XLE1,100
2XLB328
3XLP264
4XLC234
5XLV195
6XLRE7
7XLK-1
8XLY-70
9XLI-93
10XLF-155
11XLU-157

短期ではエネルギーへの大型流入が目立ちます。一方、比率ベースでは素材が首位で、サイズを超えた資金集中です。公益・金融はやや弱めで、短期資金は景気敏感側へ寄っています。


▼中期(10日)

① AUM比%ランキング(降順)

順位ティッカーAUM比%
1XLB10.81%
2XLU1.26%
3XLF1.02%
4XLK0.79%
5XLI0.60%
6XLC0.32%
7XLRE0.15%
8XLV-0.21%
9XLY-1.61%
10XLE-2.09%
11XLP-6.76%

② フロー金額ランキング(降順)

順位ティッカーフロー
1XLB822
2XLK767
3XLF518
4XLU315
5XLI179
6XLC83
7XLRE12
8XLV-79
9XLY-367
10XLE-828
11XLP-975

10日では素材の独走が鮮明です。テック・金融にも資金回帰が見え、リスク選好は一定程度維持。逆に生活必需品とエネルギーは中期で売られています。


▼長期(20日)

① AUM比%ランキング(降順)

順位ティッカーAUM比%
1XLB11.88%
2XLF4.00%
3XLI2.29%
4XLU1.00%
5XLRE0.79%
6XLV0.69%
7XLK0.52%
8XLC0.17%
9XLE-0.21%
10XLY-1.59%
11XLP-11.13%

② フロー金額ランキング(降順)

順位ティッカーフロー
1XLF2,036
2XLB903
3XLI686
4XLK504
5XLV264
6XLU249
7XLRE62
8XLC43
9XLE-84
10XLY-363
11XLP-1,606

20日で見ると金融・素材・資本財が主役です。生活必需品の流出は突出しており、防御色は弱いまま。消費関連も冴えず、景気敏感優位の構図が残ります。


市場構図まとめ

現在の資金滞留先は、素材(XLB)、金融(XLF)、資本財(XLI)が中心です。特に素材は3日・10日・20日の全期間で上位に並び、単発ではなく継続的な資金流入として確認できます。金融も長期では首位となっており、相場全体のリスク許容度が極端に低下している状況ではありません。

一方で、生活必需品(XLP)は10日・20日とも大幅流出で、ディフェンシブ需要の強さは限定的です。一般消費財(XLY)も弱く、消費セクター全般には慎重姿勢が残ります。

短期ではエネルギー(XLE)へ資金が入りましたが、中長期では続いておらず、持続的テーマかはまだ判断保留です。背景材料として、欧州の鉄鋼輸入制限報道が素材に追い風となった可能性もあります。

Sho
Sho

システム開発歴15年/PMP

計画・リスク管理・数値設計を軸に、
ETFの情報整理から投資判断までをテンプレ化・自動化してきた。

新NISAの時代だからこそ、
感情よりも「仕組み」で迷わない投資を。

—— 焦らず、ブレず、仕組みで勝つ。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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