はじめての方へ

ETFの基礎

ETFの為替ヘッジのコストは、どこで分かる?|月次レポートの「為替ヘッジ後」の値と、米国・欧州の差

為替ヘッジのコストは信託報酬の率とは別で、野村アセットマネジメントの月次レポートでは、為替ヘッジの前と後の表示値の差に、その反映分が表れます。S&P500などの為替ヘッジありのETF(証券取引所に上場する投資信託)では、為替ヘッジ(外貨建ての資産の、為替の動きの影響を小さくする手法)にコストがかかります。けれどもその大きさは、信託報酬(運用と管理の対...
ETFの基礎

1489の資料に並ぶ2つの基準価額|「分配金再投資」のほうは、分配金を再投資したとみなして計算した値

「基準価額(分配金再投資)」は、分配金を再投資したとみなして計算した値で、持っている人の分配金が再投資されたことを表す値ではありません。1489の商品ページには、同じ日の基準価額(日々計算される、1口あたりの資産の価値)が2つ並んでいます。2026年11月2日の100口あたりの値は、基準価額が351,611円、基準価額(分配金再投資)が515...
ETFの基礎

ETFの資料の数字は、どう読めばいい?|何口あたりか・税込か・いつの値かで迷うところを、実際の資料で答える

ETFの資料の数字は、何口あたりか、税込か税抜か、いつの時点の値かが資料ごとに違うので、数字の横の言葉と日付を先に読みます。銘柄コード1306のETF(証券取引所に上場する投資信託)は、2025年7月の分配金が資料で違います。JPXの資料では1口あたり69.5円、決算短信(決算内容の要点をまとめた書類)では100口あたり6,950円、運用会社...
ETFの基礎

ETFの用語辞典|目論見書・月次レポート・JPXの資料に出てくる32語

ETFの資料には、呼び名が違っても同じものを指す言葉と、似ていても別の種類の価格を指す言葉があります。ETF(証券取引所に上場する投資信託)の月次レポートにある基準価額は、取引所で売り買いする値段そのものではありません。ETFを見始めた人が、資料の用語で取り違えやすいところです。基準価額は1日1回、ETFが持つ資産を前日の終値(1日のうちで最後に取引...
ETFの基礎

4つの手順で、ETFの組入銘柄をたどる|JPXの一覧から、PCFの置き場所と読み方まで

ETF(証券取引所に上場する投資信託)を買う前に、組入銘柄(ETFが保有している銘柄)としてどんな会社の株が入っているのかを確かめたくても、どの資料を見ればよいか分からないことがあります。JPX(日本取引所グループ)は、ETFが保有する銘柄ごとの株式数などを一覧にしたファイルを「PCF」と呼んでいます。PCFの置き場所は、JPXの2つのExce...
ETFの基礎

売買が少ないETFは、売りたいときに売れる?|東証のマーケットメイク制度と、451本のスプレッド

初めてETFを選ぼうとして、証券会社の画面を見ていたら、出来高がとても少ない銘柄が見つかりました。出来高とは、売買された数量のことです。これほど売買が少ないと、自分が売りたいときに売れないのではないかと不安になります。東証(東京証券取引所)には、マーケットメイカーと呼ばれる業者が売りと買いの注文を出し続ける「マーケットメイク制度」があります...
ETFの基礎

6つの思い込みを資料で確かめる|分配金が出ると、ETFの値段は下がるのか

ETFの分配金を受け取ったあと、保有しているETFの値段を見ると下がっていました。分配金は値段とは別にもらえるお金だと思っていたため、何が起きたのか分かりません。分配金はETFの純資産(ETFが持つ資産から費用などを差し引いたもの)から支払われるため、基準価額(ETFが持つ資産の一口あたりの価値)は、その分下がります。ただし、ETFには基準価額...
ETFの基礎

ETFの指値注文と成行注文は何が違う?|JPXの説明で読む、約定の順番・気配・ストップ高

ETFを初めて買おうとして注文画面に進むと、「指値」と「成行」を選ぶ欄があります。どちらを選ぶと値段や売買の成立がどう変わるのか分からず、手が止まります。指値は値段を指定する注文で、成行は値段を指定しない注文です。指値注文と成行注文は、何が違う?指値注文は売買値段を指定する注文で、成行注文は売買値段を指定しない注文です。売買が成立することを「約定(や...
ETFの基礎

ETFの「市場価格」と「基準価額」は何が違う?|JPXの説明と実際の数字で並べる

ETFを買おうとして画面や資料を見ると、「市場価格」と「基準価額」という値段が並んでいます。市場価格は取引所で売り買いするときの値段です。基準価額は、ETFが持っている資産の価値を一口あたりにした値段です。どちらか一方だけが本当の値段というわけではなく、表しているものが違います。例えば、2630は東証(東京証券取引所)での銘柄コードです。米国...
ETFの基礎

ETFの純資産総額は何日の値か|JPXの資料と運用会社の月次レポートで確かめる手順

ETFを選んでいると、「純資産総額」という項目を見かけます。これは、そのETFが持っている株などをその日の値段で評価し、運用にかかる費用などを差し引いた額です。規模を比べようとしても、どの資料の数字を見ればよいのか迷います。例えば450Aは、東証(東京証券取引所)で使われる銘柄コードです。米国株式の代表的な500銘柄で構成される株価指数「S&P...
ETFの基礎

450本を数えると、信託報酬は0.1%台が142本でいちばん多い|東証のETFをJPXの一覧で並べた

東証のETFの信託報酬は、0.1%を切るものが多いわけではありません。JPXの一覧(2026年10月9日更新)に載る453本から、上場前の3本を除いた450本を数えると、0.1%未満は59本(13.1%)で、0.5%以上1.0%未満の98本より少ない結果でした。いちばん多いのは0.1%以上0.2%未満の142本(31.6%)です。450本...
ETFの基礎

インバース型ETFは、指数が下がった分だけ上がるのか|-1倍は1日ごとの決まりで、2営業日以上ではずれることがある

JPXの例では、TOPIXが2日で14.5%下落(100→85.5)したとき、-2倍の指数は単純計算の29.0%ではなく32.0%上昇(100→132.0)しました。別の例では、TOPIXが上昇と下落を繰り返して3日目に100へ戻っても、-2倍の指数は96.0でした。JPXの一覧では、この-2倍の指数に連動するインバース型ETFが2本あります...
ETFの基礎

ETFの名前と印の読み方|東証の一覧の「iNAV」「先物型」「アクティブ運用型」「為替ヘッジあり」「決算型」は何を表すか

JPXのETF全銘柄一覧(2026年10月6日更新)では、417本のうち324本の名前のあとに「iNAV」とあります。これはETFの名前の一部ではありません。「iNAV」は、取引時間中のETFの推定の価値であるインディカティブNAVなどを配信するウェブサイトへのリンクです。名前の欄には、ほかにも「先物型」「OTCスワップ型」「アクティブ運用型...
制度・税

新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠|ETFは成長枠、投信はつみたて枠

新NISAの2つの枠を、ETFと投資信託でどう使い分けるか。東証ETFは原則「成長投資枠」、つみたて投資枠は低コスト投信で土台を作る——この二段構えが40代の標準形。枠の違い・モデル配分3パターン・両枠で同じ指数を重複させる失敗例まで整理した。
比べて選ぶ

ETFと投資信託の違いと使い分け【40代向け新NISA対応】どちらを選ぶべきか

新NISAで投資を始めようとすると「ETFにするか、投資信託にするか」という選択に迷います。どちらも「複数の銘柄に分散投資できる商品」ですが、仕組みや使い勝手に明確な違いがあります。40代の新NISA活用の観点から整理します。ETFと投資信託の基本的な違い項目ETF(上場投資信託)投資信託(非上場)取引場所証券取引所(リアルタイム売買)証券会社・銀行(1日1回基準価額)買付タイミング取引時間中にい...