itcareer40.jp銘柄を知る2013
2013は、米国上場の高配当株ETFを活用して米国の株式に投資する作りで、為替ヘッジは原則として行いません。
東証で買える米国の高配当ETF(証券取引所に上場する投資信託)を探す場面では、2013が米国の高配当株を数多く直接持つ商品だと思いやすいところです。しかし、資料の保有銘柄の欄に並ぶのは、米国の株ではなく米国上場のETFです。為替ヘッジとは、外国の通貨建ての資産を組み入れたときに、為替の動きによるリスクを小さくするためにとられる手法です。
商品ページの保有銘柄数(2013が持つ銘柄の数)は1(2026年10月19日)です。ファクトシートの上位保有銘柄(持っている銘柄のうち比率の大きいもの)は、ISHARES CORE HIGH DIVIDEND ETF 99.54%(2026年9月30日)です。
2013は、何に投資するETFですか
2013の正式な名前はiシェアーズ 米国高配当株 ETFで、委託会社(ファンドの運用の指図を行う者)はブラックロック・ジャパンです。2013は、Morningstar配当利回りフォーカス指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て)への連動を目指します。指数とは、特定のマーケットの動向を表す指標です。この指数は、配当水準が比較的高位の米国株式で構成されます。
2013は、米国の株式に投資するETFと米国の株式を、主な投資先にしています(交付目論見書の言葉では「実質的な主要投資対象」)。米国の株式への投資には、ブラックロック・グループが運用するETFを活用します。委託会社の判断により、株式へ投資する場合もあります。
交付目論見書によると、2013が投資しているETFは「iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF」です。このETFの運用会社は、2013の委託会社とは別のブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。
このETFの組入銘柄数(このETFが組み入れている銘柄の数)は75(2026年1月末現在)です。ただし、投資対象候補となるETFとその概要は今後変わる場合があります。
ファクトシートとJPXの資料では、このETFが英語の表記(ISHARES CORE HIGH DIVIDEND ETF)で載っています。JPX「2013」銘柄詳細資料の組入銘柄の欄(2026年1月30日現在)は、HDV ISHARES CORE HIGH DIVIDEND ETF 98.91%で、HDVはこの欄に記載された記号です。時点や比率は異なりますが、ファクトシートとJPXの資料のどちらでも、投資先のETFが組み入れの中心です。
2013は指数への連動を目指し、米国の株式への投資にブラックロック・グループのETFを活用する作りです。
参照:ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」商品ページ(基準日 2026年10月19日・2026年10月20日取得)、ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」投資信託説明書(交付目論見書)(2026年5月9日)、ブラックロック・ジャパン「2013」ファクトシート(2026年9月30日時点)、JPX「2013」銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)
2013の中身の銘柄は、投資先のETFの欄を中心に見る
ここからは、この記事で確かめた資料から、そのまま導ける範囲の推論です。2013の値動きや分配金の見通しを示すものではありません。
前提となる資料の記載は、次のとおりです。
- 2013は、米国の株式への投資にブラックロック・グループのETFを活用します。
- 委託会社の判断により、株式に投資する場合もあります。
- 商品ページの保有銘柄数は1で、ファクトシートの上位保有銘柄は投資先のETFです。
- ファクトシートの上位保有10銘柄は、投資先のETFの資産構成を参考情報として表示したものです。
2013が投資先のETFを通じて持つ米国の株式の銘柄は、投資先のETFの資産構成の欄で見ることになり、委託会社の判断で株式を直接持つ場合は、2013自身の保有銘柄の欄も対象です。
2013は、米国の高配当株を何十銘柄も直接持っているのだと思っていました。資料の保有銘柄数は1でした。
参照:ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」商品ページ(基準日 2026年10月19日・2026年10月20日取得)、ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」投資信託説明書(交付目論見書)(2026年5月9日)、ブラックロック・ジャパン「2013」ファクトシート(2026年9月30日時点)
2013自身の保有銘柄数
1
商品ページ 2026年10月19日
投資先のETFの上位10銘柄の合計
55.52%
ファクトシート 2026年9月30日
直近4回の分配金の合計(1口当たり)
8.4円
2025年11月9日〜2026年8月9日の決算
実質的な運用管理費用(年率)
0.121%
程度・税抜0.11%(交付目論見書)
投資先のETFの上位10銘柄と、為替の影響
次の表は、ファクトシート(2026年9月30日)の上位保有10銘柄です。投資先のETFの資産構成を参考情報として示したもので、2013が直接保有する証券の資産構成ではありません。
| 銘柄(資料の表記) | 比率 |
|---|---|
| EXXONMOBIL HOLDINGS CORP | 9.24% |
| CHEVRON | 6.96% |
| ABBVIE | 6.67% |
| VERIZON COMMUNICATIONS INC | 5.76% |
| PROCTER & GAMBLE | 5.37% |
| PHILIP MORRIS INTERNATIONAL | 5.11% |
| HOME DEPOT | 4.40% |
| COCA-COLA | 4.33% |
| PEPSICO | 3.98% |
| ALTRIA GROUP INC | 3.70% |
表にある上位10銘柄の合計は55.52%です。組入株式の株価と配当金の変動は、2013の運用成果に影響します(交付目論見書の株価変動リスク)。外国の通貨建ての資産(外貨建資産)には、原則として為替ヘッジを行いません。このため、為替レートの変動も運用成果に影響します。
投資先ETFの上位10銘柄の合計は55.52%で、外貨建資産には原則として為替ヘッジを行いません。
参照:ブラックロック・ジャパン「2013」ファクトシート(2026年9月30日時点)、ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」投資信託説明書(交付目論見書)(2026年5月9日)
分配金は、いつ・いくら出ていますか
分配金とは、運用で得られた収益を口数に応じ、決算ごとに投資家へ分配するお金です。決算日は、計算期間の末日として損益などが確定する日を指します。2013の分配は年4回で、決算日は2月・5月・8月・11月の各9日です。
交付目論見書の作成日現在、経費等控除後の配当等収益について、全額を分配する方針です。配当等収益には、受取配当金や受取利息などが含まれます。
基準価額水準や市況動向などによっては、分配を行わないことがあります。将来の分配金の支払いと、その金額は保証されていません。直近4回の分配金は次のとおりです。
| 決算日 | 分配金(1口当たり) |
|---|---|
| 2025年11月9日 | 1.7円 |
| 2026年2月9日 | 2.2円 |
| 2026年5月9日 | 2.1円 |
| 2026年8月9日 | 2.4円 |
直近4回の合計は、1口当たり8.4円です。基準価額とは、日々算出される投資信託の価額です。商品ページの過去12ヶ月分配金利回りは、2026年10月19日時点で2.6321%です。
この利回りは、直近4回の合計8.4円を基準価額319.14円で割った値と、小数第4位まで合います。
分配は年4回で、直近4回の合計は1口当たり8.4円ですが、将来の支払いと金額は保証されていません。
参照:ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」商品ページ(基準日 2026年10月19日・2026年10月20日取得)、ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」ファンドデータ(分配金の履歴)(2026年10月20日取得)、ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」投資信託説明書(交付目論見書)(2026年5月9日)
費用と売買、NISAの扱いは、どうなっていますか
信託報酬とは、投資信託の運用と管理の対価として、投資信託財産から支払われる費用です。2013の実質的な運用管理費用は、次の費用を合計したものです。
- 2013自身の運用管理費用である信託報酬
- 投資するETFの報酬等
実質的な運用管理費用は、年0.121%(税抜0.11%)程度です。投資するETFの投資比率や報酬率が変わると、実質的な負担も変動することがあります。
総経費率(計算期間中の運用・管理にかかった費用の総額をもとに計算した比率)は0.17%です。対象となる直近の計算期間は、2025年8月10日から2026年2月9日までです。この総経費率は、年率換算(年あたりの率に直すこと)した参考値であり、実際に発生した費用の比率とは異なります。2013が組み入れている投資先ファンド(投資信託証券)の運用管理費用の比率も含まれます。
0.121%程度は交付目論見書の実質的な運用管理費用で、0.17%は直近の計算期間にかかった費用の総額をもとに計算した総経費率(参考値)です。
基準価額は1口319.14円です。純資産総額は、ファンドの資産総額から運用に必要な費用などを差し引いたもので、75.2億円です。基準価額と純資産総額の基準日は、2026年10月19日です。市場で取引される価格は、基準価額から離れることがあります。
売買単位とは、銘柄ごとに定められた取引数量の単位です。2013の売買単位は10口です。設定日は、投資信託の運用がスタートする日です。2013の設定日は2024年1月17日です。
2013は、2026年2月27日現在、東証のマーケットメイク制度の対象です。マーケットメイカーが売りと買いの値段を示し、取引しやすくする仕組みです。NISAでは成長投資枠の対象で、つみたて投資枠は対象外です。
実質的な運用管理費用は年0.121%程度で、売買単位は10口、NISAでは成長投資枠の対象です。
参照:ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」商品ページ(基準日 2026年10月19日・2026年10月20日取得)、ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」投資信託説明書(交付目論見書)(2026年5月9日)、ブラックロック・ジャパン「2013」ファクトシート(2026年9月30日時点)、JPX「2013」銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)、資産運用業協会「成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」(リスト更新日の最新 2026年10月19日・2026年10月20日取得)
この記事で言えないこと
- これからの分配金の額や利回りは書いていません。将来の分配金の支払いと金額は保証されないためです。
- 投資先のETFの業種別の比率は書いていません。ファクトシートでは図で示され、この記事で使った資料の写しに数字が無いためです。
- 米国上場のHDVを直接買う場合との費用の比べは書いていません。この記事で使った資料に、その比べが載っていないためです。
数値の基準日
- 商品ページ(基準価額・純資産総額・保有銘柄数・過去12ヶ月分配金利回り)
- 2026年10月19日
- ファクトシート(上位保有銘柄・投資先のETFの上位10銘柄)
- 2026年9月30日
- 交付目論見書
- 2026年5月9日
- 投資先のETFの組入銘柄数(交付目論見書)
- 2026年1月末
- 総経費率の計算期間
- 2025年8月10日から2026年2月9日
- JPX 銘柄詳細資料
- 2026年2月27日
- JPX 銘柄詳細資料の組入銘柄の欄
- 2026年1月30日
- 資産運用業協会の成長投資枠対象商品リスト(更新日)
- 2026年10月19日
次に読む
2013が投資しているHDVそのものは、HDVとはで扱っています。米国上場のETF(VOO・VYM)を持つのと、東証の同じ指数のETFを持つのとの違いは、新NISAでVOO・VYMを持つのと、東証の同じ指数のETFを持つのは何が違うかで扱っています。
出典
- ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」商品ページ(基準日 2026年10月19日・2026年10月20日取得)
- ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF(2013)」ファンドデータ(分配金の履歴)(2026年10月20日取得)
- ブラックロック・ジャパン「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」投資信託説明書(交付目論見書)(2026年5月9日)
- ブラックロック・ジャパン「2013」ファクトシート(2026年9月30日時点)
- JPX「2013」銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)
- 資産運用業協会「成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」(リスト更新日の最新 2026年10月19日・2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「ETF」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「分配金」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「純資産総額」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「基準価額」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「運用管理費用(信託報酬)」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「インデックス」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「決算日」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「設定日」(2026年10月20日取得)
- 資産運用業協会 用語集「為替ヘッジ」(2026年10月20日取得)
- JPX 用語集「売買単位」(2026年10月20日取得)

