587Aとは|米国のQQQが東証にも上場。円で1口から買え、NISAの成長投資枠の対象

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itcareer40.jp銘柄を知る587A

587Aは、ナスダック100指数に連動する外国籍のETFです。正式名称は「インベスコQQQトラスト シリーズ1」で、米国のQQQと同じ名称です。運用会社の説明では、米国でQQQとして上場しているETFを、東証にも上場させたものです。東証への上場日は2026年6月9日です。

日本の証券会社で円建てで購入でき、東証では1口単位で売買します。新規上場日の基準値段は1口113,000円でした。

日本取引所グループの銘柄一覧の注記によると、587Aは外国籍のETFであるため、外国証券取引口座の開設が必要です。

売買単位

1口

上場日の基準値段は1口113,000円

信託報酬(税込)

0.18%

日本取引所グループの銘柄詳細資料

分配金支払基準日

年4回

毎年3月、6月、9月、12月

587Aは、米国のQQQと同じETFなのか

運用会社は、米国のNasdaqに上場しているQQQを東証にも上場させたと説明しており、米国と日本で分けて書いているのはティッカー/証券コードと取引所です。

項目 米国(QQQ) 日本(587A)
名称 インベスコQQQトラスト シリーズ1 インベスコQQQトラスト シリーズ1
ティッカー/証券コード QQQ 587A
取引所 Nasdaq 東京証券取引所
設定日 1999年3月10日 1999年3月10日
総経費率 0.18% 0.18%
連動対象 ナスダック100指数 ナスダック100指数

運用会社の表では、米国と日本で異なる項目は「/」のあとに日本の情報を書いており、設定日と総経費率は1つの値で書かれています。ティッカー/証券コードと取引所だけが、米国と日本で分けて記載されています。

東京証券取引所は2026年5月22日、インベスコQQQトラスト シリーズ1が運用する新しいETFとして、上場を承認しました。本ETFの投資アドバイザーは、インベスコ・キャピタル・マネジメント・エルエルシーです。

その後、587Aは2026年6月9日に東証へ上場しました。2026年8月31日時点の東証上場銘柄一覧にも、「インベスコQQQトラスト シリーズ1」として掲載されています。

連動対象のナスダック100指数は、米国ナスダック市場に上場する企業のうち、金融を除く主要100社で構成される株価指数です。587Aは、この指数の動きに高位に連動する投資成果を目指します。

運用会社の説明に沿えば、587Aは米国でQQQとして上場しているETFを東証にも上場させたもので、東証では587Aのコードで取引します。

参照:日本取引所グループ 587A 銘柄詳細資料(2026年5月22日)、日本取引所グループ「新規上場の承認(ETF):インベスコQQQトラスト シリーズ1」(2026年5月22日)、日本取引所グループ「新規上場銘柄(年間)」(2026年10月1日更新)、日本取引所グループ「東証上場銘柄一覧」(2026年8月31日時点)、インベスコ・アセット・マネジメント「インベスコQQQ」(2026年10月3日取得)

東証の587Aは、いくらから、どう売買するのか

587Aは日本の証券会社で円建てで購入でき、東証では1口単位で売買し、上場日の基準値段は1口113,000円でした。

運用会社のFAQでは、「日本の証券会社で円建てでの購入が可能です。」と案内されています。2026年6月時点では、「1口11万円前後から購入が可能です。」とされています。

取引できる時間も、米国市場とは別です。運用会社の説明では、ETFは取引所の取引時間内であれば、米国市場が閉まっている日本の日中でもリアルタイムで取引できます。

日本取引所グループの一覧では、587Aの名称の横にiNAVの表示があります。Indicative NAVとは、PCF情報に現時点の株価を乗じて算出される、リアルタイムの推定純資産額を1口あたりで示したものです。

ただし587Aは外国籍ETFです。日本取引所グループは、外国籍のETFであるため外国証券取引口座の開設が必要になると注記しています。

日本の証券会社で円建てで購入できる一方、587Aを買うには外国証券取引口座が要ります。

参照:日本取引所グループ 587A 銘柄詳細資料(2026年5月22日)、日本取引所グループ「新規上場日の基準値段等:インベスコQQQトラスト シリーズ1(コード587A)」(2026年6月8日)、日本取引所グループ「銘柄一覧(ETF)全銘柄」(2026年10月1日更新)、インベスコ・アセット・マネジメント「インベスコQQQ」(2026年10月3日取得)

587AはNISAの成長投資枠で買えるのか

日本取引所グループのETF全銘柄一覧で、587Aの「NISA対象銘柄」の欄には●が付いています。

東京証券取引所は、外国ETFなどについて、管理会社や発行者が税法上の要件を踏まえて対象と判断した商品の申告を受け、一覧にまとめて公表しています。

運用会社のFAQにも、「インベスコQQQはNISAの『成長投資枠』で購入が可能です。」との記載があります。一方、新NISAでの取扱いについては、取引のある証券会社への問い合わせを案内しています。

NISAの成長投資枠は年間240万円です。非課税保有限度額は総枠1,800万円で、そのうち成長投資枠として使える上限は1,200万円です。

587AがNISAの対象かどうかはJPXの一覧で確認できます。ただし、実際にNISA口座で587Aを買えるかどうかは、取引する証券会社の取扱いによります。

参照:日本取引所グループ「銘柄一覧(ETF)全銘柄」(2026年10月1日更新)、日本取引所グループ「『特定非課税管理勘定(NISAの成長投資枠)対象銘柄一覧』を公表しました。」(2023年6月30日)、インベスコ・アセット・マネジメント「インベスコQQQ」(2026年10月3日取得)、金融庁「NISAを知る」(2026年10月3日取得)

587Aの分配金と費用は、どうなっているのか

587Aの分配金支払基準日は年4回、信託報酬は税込0.18%です。

分配金支払基準日は、毎年3月、6月、9月、12月の管理会社が指定する日です。計算期間は10月1日から9月30日までとされています。

日本取引所グループの銘柄詳細資料では、信託報酬は税込0.18%です。運用会社のページの表では、総経費率が0.18%です。2つは資料の上で別の名前の数字で、この記事では同じものとして扱いません。

売買時の手数料は、取扱い金融商品取引業者によって定められます。また、米国のNasdaqで売買する場合のように、海外の取引所に上場するETFを売買するときは、売買時の手数料とは別に、為替の取引や外国金融商品市場などで費用が発生することがあります。

運用会社は、保有時の費用の率(総経費率)は運用状況や保有期間などによって異なるため、その上限額を示すことはできないとしています。表の0.18%は、上限を示す数字ではありません。

円建てで購入できても、為替と無関係になるわけではありません。組み入れ銘柄の価格などに加え、取引通貨や現地通貨の為替変動によって、円貨換算の取引価格や基準価額も変動します。

分配金の課税について、日本取引所グループは具体的な税率や手続きを示すのではなく、管理会社または税務署・税理士などの専門家への問い合わせを案内しています。

保有中の費用は信託報酬や総経費率として資料に記載されています。一方、売買時にかかる費用は、取引する証券会社や市場によって変わります。

参照:日本取引所グループ 587A 銘柄詳細資料(2026年5月22日)、日本取引所グループ「銘柄一覧(ETF)全銘柄」(2026年10月1日更新)、インベスコ・アセット・マネジメント プレスリリース「ナスダック100指数に連動する世界最大級のETFであるインベスコQQQ、東京証券取引所に上場へ」(2026年5月22日)、インベスコ・アセット・マネジメント「インベスコQQQ」(2026年10月3日取得)

米国のQQQと587Aのどちらで持つ形が近いかは、何で分かれるか

円建てで購入して日本の日中に東証で売買する形を求めるのか、米国のNasdaqで売買する形を求めるのかで、どちらで持つ形が近いかが分かれます。

円建てで1口から買える一方で、外国証券取引口座が要るというのは、並べてみて初めて気づきました。

ここからは、この記事で確かめた仕組みから、そのまま導ける範囲の推論です。米国のQQQと587Aを実際に売買して比べたものではありません。

運用会社は、海外で上場しているインベスコQQQトラスト シリーズ1を日本でも上場させたと説明しています。運用会社の表で米国と日本に分けて書かれているのは、ティッカー/証券コードと取引所です。

587Aは、日本の証券会社で円建てで購入できます。また、米国市場が閉まっている日本の日中でも、取引所の取引時間内に売買できます。

一方、587Aは外国籍ETFであるため、外国証券取引口座の開設が必要です。

米国のNasdaqで売買する場合のように、海外の取引所に上場するETFを売買するときは、売買時の手数料のほか、為替の取引や外国金融商品市場などの費用が別途発生することがあります。

また、587Aを円建てで購入しても、取引通貨や現地通貨の為替変動は、円貨換算の取引価格や基準価額に関わります。

したがって、円建てで購入して日本の日中に東証で587Aとして売買する形なのか、米国のNasdaqでQQQとして売買する形なのかで、どちらで持つ形が近いかが分かれます。

参照:インベスコ・アセット・マネジメント プレスリリース「ナスダック100指数に連動する世界最大級のETFであるインベスコQQQ、東京証券取引所に上場へ」(2026年5月22日)、インベスコ・アセット・マネジメント「インベスコQQQ」(2026年10月3日取得)、日本取引所グループ「銘柄一覧(ETF)全銘柄」(2026年10月1日更新)

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この記事で言えないこと

  • 分配金の課税の扱いは、日本取引所グループが管理会社や税務署・税理士等への問い合わせを案内しているため、書いていません。
  • 587Aの市場価格は日々変わるため、上場日の基準値段と、運用会社が示した2026年6月時点の目安だけを書いています。
  • 証券会社ごとの取扱い(NISA口座で買えるか、外国証券取引口座の条件)は、ここで使った資料からは分からないため、書いていません。

数値の基準日

銘柄詳細資料(JPX)
2026年5月22日
ETF全銘柄一覧(JPX)
2026年10月1日
運用会社のページ(インベスコ)
2026年10月3日

出典