事象で見る 米国金融セクターは「金利が上がれば強い」で読めない:利ざやと信用環境で値動きを分解する
最初に抱きやすい誤解は一つ。 「金融は金利が上がれば儲かる。だから金融株は金利に連動する」という発想。 銀行はお金を借りるコストの差で稼ぐという説明は、ニュースでもよく見かける。短期の金利が上がれば貸し出す時の金利も上がる。 だから利益が増えるように見える。 直感としては自然な考え。ただ、この理解は相場の肝心な局面で通用しなくなる。 金利が上がっているのに、金融セクターが弱い日は珍しくない。 逆に...