3本の外国REITのETF、1659・2515・2018は何が違う?|米国か先進国か、持ち方・銘柄の数・分配の回数を資料で比べる

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itcareer40.jp比べて選ぶ1659・2515・2018

外国REITのETFの1659・2515・2018は、指数の対象が米国か日本を除く先進国かで分かれますが、今回確かめた組入上位の一覧には共通する米国のREITが並びます。

外国のREIT(不動産から得る賃貸料などを投資家に配当する投資信託)を持つETF(証券取引所に上場する投資信託)に、1659・2515・2018があります。名前に「先進国」と入る2515でも、2026年9月30日の国・地域別配分では、アメリカが80.4%です。

1659と2018の指数(特定の市場の動向を表す指標)は、米国のREITを対象にします。

持ち方も違います。1659はREITを直接持たず、資産の99.90%を米国のETF1本で持っています(2026年11月3日)。

3本の違いは、次の表のとおりです。

項目 1659 2515 2018
指数の対象 米国に上場するREIT(林業・モーゲージ・インフラの種類を除く) 先進国(日本を除く)に上場するREITと、同様の制度に基づく銘柄 主に米国に上場するREITから20銘柄(モーゲージREITと、過去8年に2回以上減配した銘柄を除く)
持ち方 米国のETF1本(99.90%) マザーファンドとREIT REITと先物
銘柄の数 投資先のETFで122銘柄 281銘柄 19銘柄
信託報酬(税込・年率) 0.22% 0.187% 0.4125%
分配金の基準日 年4回(2・5・8・11月の各9日) 年4回(3・6・9・12月の各7日) 年6回(偶数月の各24日)
純資産総額 121億円 360億円 3億円
上場日 2017年9月28日 2017年12月11日 2024年1月31日
運用会社 ブラックロック・ジャパン 野村アセットマネジメント Global X Japan
銘柄名 iシェアーズ 米国リート ETF NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信 グローバルX US REIT・トップ20 ETF
指数 FTSE Nareit Equity REITs インデックス(配当込み、TTM、円建て) S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み) Solactive GPR US REITs Top 20 Index(配当込み、円換算)

表の費用・基準日・大きさはJPXの銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)、持ち方と銘柄の数は運用会社の資料(2026年9月30日か11月3日)の値です。

2515の国・地域別配分のアメリカ

80.4%

2026年9月30日

上位10銘柄で3本に共通する銘柄

9銘柄

日付は1659が11月3日、ほか2本が9月30日

2018の分配金の基準日

年6回

偶数月の各24日

3本の指数は、どの国のどんなREITを対象にする?

1659と2018の指数は米国のREITを、2515の指数は日本を除く先進国のREITを対象にし、1659と2018の指数はモーゲージREITを除きます。

1659の指数は、米国市場に上場するREITを対象にし、日本円に直して計算します。比率は時価総額(株式をその時点の株価で評価した金額)で決めます。

ここでの時価総額は、浮動株(安定した株主の株ではなく、市場で売買される可能性のある株)をもとにしたものです。

運用会社の英語の商品ページでは、次の種類を対象から除きます。

  • 林業(森林を持ち、管理する種類)のREITを除きます。
  • モーゲージ(不動産への融資などから利息を得る種類)のREITを除きます。
  • インフラ(光ファイバーや通信の鉄塔などを持つ種類)のREITを除きます。

ETF Databaseと運用会社の英語の商品ページでは、指数の名前に「40 Act」が付きます。「40 Act」の意味と、この指数の具体的な上限の決まりは、今回確かめた資料では読み取れないため、書いていません。

2515の指数は、S&Pグローバル株価指数から対象の銘柄を抜き出します。対象は、日本を除く先進国に上場するREITと、同様の制度に基づく銘柄です。浮動株をもとに調整した時価総額で計算します。

2515の国・地域別配分は、2026年9月30日の月次レポートで次のとおりです。

  • アメリカ:80.4%
  • オーストラリア:6.2%
  • イギリス:4.0%
  • シンガポール:3.2%
  • フランス:1.9%
  • その他の国・地域:4.3%

2018の指数は、主に米国上場のREITを対象とし、モーゲージREITを除きます。さらに、過去8年に2回以上減配した銘柄を除いて候補にします。

候補から、7つの分野それぞれで浮動株調整後の時価総額が上位2位の銘柄を選びます。分野はリテール、電波塔、ヘルスケア、住宅、オフィス、ホテル、工業です。

そのあと、20銘柄になるまで、分野に関係なく浮動株調整後の時価総額の上位から加えます。米国を対象にする1659と2018でも、対象から除く種類や銘柄を選ぶ条件が違います。

下の図1は、3本の指数が対象にする地域と、銘柄を選ぶ条件を示したものです。

3本の指数の対象と、除くもの 1659の指数は米国に上場するREITから林業・モーゲージ・インフラの種類を除き、浮動株の時価総額で比率を決める。2515の指数は日本を除く先進国のREITと同様の制度に基づく銘柄を、S&Pグローバル株価指数から抜き出し、浮動株の時価総額で比率を決める。2018の指数は主に米国に上場するREITから、モーゲージREITと過去8年に2回以上減配した銘柄を除き、浮動株調整後の時価総額で、7つの分野の上位2位などから20銘柄を選ぶ。 3本の指数の対象と、除くもの 1659 米国に上場するREIT 林業・モーゲージ・インフラの種類を除く 浮動株の時価総額で比率を決める 2515 日本を除く先進国のREITと、同様の制度に基づく銘柄 S&Pグローバル株価指数から抜き出す 浮動株の時価総額で比率を決める 2018 主に米国に上場するREIT モーゲージREITと、過去8年に2回以上減配した銘柄を除く 浮動株調整後の時価総額で、7つの分野の上位2位などから20銘柄 1659の除く種類は運用会社の英語のページ、2515と2018は交付目論見書の説明です。
図1 3本の指数の対象と、除くもの。1659と2018は米国のREIT、2515は日本を除く先進国のREITを対象にします。

参照:JPXの銘柄詳細資料・ETF Database・用語集、ブラックロック・ジャパンの1659の英語の商品ページ、野村アセットマネジメントの2515の交付目論見書・2515の月次レポート、Global X Japanの2018の交付目論見書、資産運用業協会の用語集、NareitのREITの種類の説明

3本はREITをどう持つ?1659は米国のETFを通じて持つ

1659は資産の99.90%を米国のETF1本で持ち、2515はマザーファンドを通じて、2018は主にREITを直接持ちます。

1659の保有銘柄は、2026年11月3日時点で1つです。米国のETFであるISHARES CORE U.S. REIT ETFを99.90%持っています。

JPXの資料でも、2025年12月31日時点で投資先のETFが99.91%です。1659は、このETFを通じてREITを持つ形です。

運用会社の英語の商品ページにある銘柄の内訳は、投資先のETFが持つものです。1659が、そのREITを直接持っているわけではありません。

2515は、マザーファンド(ほかの投資信託の資金とまとめて、REITに投資する投資信託)を通じて投資する形です。名前は海外REITインデックス マザーファンドです。指数に採用されるREITも直接持ちます。

2515の月次レポートの比率は、マザーファンドと2515が持つREITから計算しています。

2018は米国のREITに投資します。2026年9月30日は、外国REITの19銘柄が97.95%です。

同じ日の外国株式先物(決められた将来の期日に、いま決めた価格で売買する約束の取引)は1.73%です。運用の効率化のため、ETFや不動産投信指数の先物取引などを利用することがあります。

2515と2018は、原則として為替ヘッジ(為替の動きの影響を避けるための取引)を行いません。2515の交付目論見書では、為替変動の影響を受けるとしています。

1659も、運用会社の英語の商品ページで為替の動きの影響を受けるとしています。3本とも、為替の動きの影響を受けます。

下の図2は、3本がREITを持つ経路と、REITや先物の比率を示したものです。

3本の持ち方 1659は米国のETF1本(99.90%)を持ち、その投資先のETFがREIT122銘柄を持つ(2026年11月3日)。2515はマザーファンドとREITで281銘柄(2026年9月30日)。2018はREIT19銘柄(97.95%)と先物(1.73%)(2026年9月30日)。3本とも為替の動きの影響を受ける。 3本の持ち方 1659 米国のETF1本(99.90%) 投資先のETFがREIT 122銘柄を持つ 2515 マザーファンドとREIT 合わせて281銘柄 2018 REIT 19銘柄(97.95%)と先物(1.73%) REITを直接持つ 1659は2026年11月3日、2515と2018は2026年9月30日の値です。3本とも、為替の動きの影響を受けます。
図2 3本の持ち方。1659は米国のETF1本を通じて、2515はマザーファンドを通じて、2018は主にREITを直接持ちます。

参照:JPXの銘柄詳細資料・用語集、ブラックロック・ジャパンの1659の英語の商品ページ・1659の保有銘柄、野村アセットマネジメントの2515の交付目論見書・2515の月次レポート、Global X Japanの2018の交付目論見書・2018の月次レポート

銘柄の数と組入上位10銘柄は、どう違う?

銘柄の数は、1659の投資先のETFが122銘柄、2515が281銘柄、2018が19銘柄です。上位10銘柄の比率の合計は、1659が50.27%、2515が45.9%、2018が79.89%です。

銘柄の数と、その時点は次のとおりです。1659は、投資先のETFが持つREITの数です。

  • 1659:2026年11月3日の一覧を数えると122銘柄です。
  • 2515:2026年9月30日の月次レポートでは281銘柄です。
  • 2018:2026年9月30日の月次レポートでは19銘柄で、指数は20銘柄です。

1659の指数は、浮動株をもとにした時価総額で比率を決めます。構成銘柄と比率は、毎年3月・6月・9月・12月に見直します。

2515の指数は、浮動株をもとに調整した時価総額で計算します。構成国や構成銘柄は、定期的に見直されます。

2018の指数も、浮動株の時価総額で比率を決め、1銘柄あたり最大10%とします。原則として毎年6月と12月の第三金曜日に、構成銘柄と比率を見直します。

2018の月次レポートでは、WELLTOWER INCの比率は11.66%です。これはETFの純資産総額(費用などを差し引いた、ETF全体の大きさ)に対する比率です。

最大10%は、指数の比率を決めるときの上限です。月次レポートにあるETFの比率とは、別の数字です。

3本の上位10銘柄のうち9銘柄は、表記が少し違っても同じ銘柄です(たとえば1659の一覧ではPROLOGIS REIT、2515と2018ではPROLOGIS INC)。

1659の上位10銘柄と比率は、2026年11月3日の、投資先のETFの内訳を示す参考の一覧によるものです。

  • WELLTOWER:9.16%
  • PROLOGIS REIT:6.90%
  • EQUINIX REIT:6.04%
  • SIMON PROPERTY GROUP REIT INC:4.75%
  • PUBLIC STORAGE REIT:4.53%
  • DIGITAL REALTY TRUST REIT:4.28%
  • REALTY INCOME REIT:4.02%
  • VIVMARK RESIDENTIAL:3.81%
  • VENTAS REIT:3.81%
  • IRON MOUNTAIN INC:2.97%

2515の上位10銘柄は、2026年9月30日の月次レポートに記載された比率です。

  • WELLTOWER INC:10.3%
  • PROLOGIS INC:7.7%
  • EQUINIX INC:6.1%
  • SIMON PROPERTY GROUP INC:4.1%
  • DIGITAL REALTY TRUST INC:3.8%
  • REALTY INCOME CORP:3.2%
  • PUBLIC STORAGE:2.9%
  • VENTAS INC:2.7%
  • VIVMARK RESIDENTIAL:2.7%
  • GOODMAN GROUP:2.3%

2018の上位10銘柄は、2026年9月30日の月次レポートに記載された比率です。

  • WELLTOWER INC:11.66%
  • EQUINIX INC:9.74%
  • PROLOGIS INC:9.50%
  • AMERICAN TOWER CORP:8.56%
  • SIMON PROPERTY GROUP INC:8.43%
  • DIGITAL REALTY TRUST INC:7.85%
  • REALTY INCOME CORP:6.51%
  • PUBLIC STORAGE:6.34%
  • VIVMARK RESIDENTIAL:5.95%
  • VENTAS INC:5.35%

上位10銘柄の比率の合計は、次のとおりです。1659は一覧から足した値で、2515と2018は月次レポートの記載です。

  • 1659:50.27%で、投資先ETFの一覧の上位10銘柄を足した値です。
  • 2515:45.9%です。掲載された10銘柄の比率を足すと45.8%で、月次レポートの合計とは一致しません。
  • 2018:79.89%です。

AMERICAN TOWER CORPは、2018の上位10銘柄に8.56%で入っています。1659の投資先の122銘柄には入っていません。

下の図3は、銘柄の数と、上位10銘柄の比率の合計を並べたものです。

組入上位10銘柄の比率の合計 組入上位10銘柄の比率の合計は、1659が50.27%(2026年11月3日。投資先のETFの122銘柄の一覧のうち、上位10銘柄を足した値)、2515が45.9%(2026年9月30日。281銘柄)、2018が79.89%(2026年9月30日。19銘柄)。 組入上位10銘柄の比率の合計 1659 50.27% 2026年11月3日・投資先のETFの上位10銘柄を足した値 2515 45.9% 2026年9月30日・281銘柄 2018 79.89% 2026年9月30日・19銘柄 2515と2018は月次レポートの合計、1659は運用会社の英語のページの一覧の比率を足した値です。
図3 組入上位10銘柄の比率の合計。1659は50.27%、2515は45.9%、2018は79.89%です。

参照:JPXの銘柄詳細資料、ブラックロック・ジャパンの1659の英語の商品ページ・1659の保有銘柄、野村アセットマネジメントの2515の交付目論見書・2515の月次レポート、Global X Japanの2018の交付目論見書・2018の月次レポート、資産運用業協会の用語集

信託報酬と総経費率は、どこまで比べられる?

信託報酬は1659が年率0.22%、2515が年率0.187%、2018が年率0.4125%です。総経費率は2515が0.24%、2018が0.61%です。

信託報酬(運用と管理の対価として支払われる費用)は、JPXの銘柄詳細資料で次のとおりです。2026年2月27日現在の、税込の率です。

  • 1659:年率0.22%
  • 2515:年率0.187%
  • 2018:年率0.4125%

2515は、上場投資信託証券を貸し出したときに受け取る料金の44%(税込)以内の額を、信託報酬に加えます。貸し出しの事務を第三者に任せた場合は、その費用を差し引いた額です。

総経費率(信託報酬などを含む、運用と管理の費用の年率の割合)は、資料の時点や対象期間も合わせて読む数字です。記載された率と、その条件は次のとおりです。

  • 2515:0.24%です。ETF Databaseの年率・税込の値です。
  • 2018:0.61%です。運用会社の総経費率の資料に記載されています。

2515の値は「2025年12月末時点において算出している直近の総経費率」です。

2018の内訳は、運用管理費用の比率が0.41%、その他の費用の比率が0.19%です。

表示された内訳を足すと0.60%で、資料の総経費率の0.61%とは一致しません。

2018の総経費率の対象期間は、2025年12月25日〜2026年6月24日です。

2018の総経費率は、売買委託手数料などを原則として除いています。

資産運用業協会の用語集では、投資信託に投資する形は、投資先でも信託報酬がかかるとしています。その費用まで含めた率を「実質的な信託報酬率」と呼びます。

1659は米国のETFを通じて持つ形です。ただし、今回確かめた資料には、1659の「実質的な信託報酬率」は載っていません。

下の図4は、3本の信託報酬と、2515・2018の総経費率を示したものです。

信託報酬と総経費率 信託報酬(税込)は1659が年率0.22%、2515が年率0.187%、2018が年率0.4125%(JPXの銘柄詳細資料、2026年2月27日現在)。総経費率は2515が0.24%(ETF Database)、2018が0.61%(運用会社の資料)で、1659は書いていない。 信託報酬と総経費率 1659 信託報酬(税込) 年率0.22% 総経費率 この記事では書いていない 2515 信託報酬(税込) 年率0.187% 総経費率 0.24% 2018 信託報酬(税込) 年率0.4125% 総経費率 0.61% 信託報酬はJPXの銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)、総経費率は2515がETF Database、2018が運用会社の資料で、計算した期間がそろっていません。
図4 信託報酬と総経費率。信託報酬は2515が年率0.187%、1659が年率0.22%、2018が年率0.4125%です。

参照:JPXの銘柄詳細資料・ETF Database、ブラックロック・ジャパンの1659の英語の商品ページ、野村アセットマネジメントの2515の交付目論見書、Global X Japanの2018の交付目論見書・2018の総経費率、資産運用業協会の用語集

分配金の基準日とNISAの扱いは、どう違う?

分配金の基準日は1659と2515が年4回、2018が年6回で、NISAの成長投資枠は3本とも対象です。

分配金(運用で得た収益を、決算ごとに分けるお金)の基準日は、次のとおりです。JPXの銘柄詳細資料に記載された、2026年2月27日現在の内容です。

  • 1659:2・5・8・11月の各9日で、年4回です。
  • 2515:3・6・9・12月の各7日で、年4回です。
  • 2018:偶数月の各24日で、年6回です。

1659の運用会社の英語の商品ページでは、費用を差し引いたあとの配当などの収入を、基準日ごとに分配するのが原則としています。

2515の交付目論見書では、配当などの収益から経費を差し引いた全額を分配するのが原則で、分配金がゼロになる場合もあります。また、「売買益が生じても、分配は行ないません。」とあります。

2018は、配当などの収益から費用を差し引いた額の全額を分配します。

NISAの成長投資枠は、3本ともJPXの資料で対象です。資産運用業協会の対象商品リストにも載っています。

純資産総額は、JPXの銘柄詳細資料で次のとおりです。いずれも2026年2月27日現在の額です。

  • 1659:121億円
  • 2515:360億円
  • 2018:3億円

下の図5は、3本の分配金の基準日を、月ごとに並べたものです。

分配金の基準日がある月 分配金の基準日は、1659が2・5・8・11月の各9日(年4回)、2515が3・6・9・12月の各7日(年4回)、2018が偶数月の各24日(年6回)。JPXの銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)。 分配金の基準日がある月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1659 9日 9日 9日 9日 2515 7日 7日 7日 7日 2018 24日 24日 24日 24日 24日 24日 1659と2515は年4回、2018は年6回です。JPXの銘柄詳細資料(2026年2月27日現在)の値です。
図5 分配金の基準日がある月。1659は2・5・8・11月の各9日、2515は3・6・9・12月の各7日、2018は偶数月の各24日です。

名前に先進国と入る2515でも、上位10銘柄の9つは米国のREITで、名前から受ける印象とは違うと思いました。

参照:JPXの銘柄詳細資料、ブラックロック・ジャパンの1659の英語の商品ページ、野村アセットマネジメントの2515の交付目論見書・2515の月次レポート、Global X Japanの2018の交付目論見書、資産運用業協会の成長投資枠対象商品リスト・用語集

まとめ:3本の違いを3行で

  • 1659と2018の指数は米国のREIT、2515の指数は日本を除く先進国のREITを対象にし、2515でもアメリカが80.4%です。
  • 1659は米国のETF1本を通じて持ち、銘柄の数は1659の投資先が122銘柄、2515が281銘柄、2018が19銘柄です。
  • 信託報酬は1659が年率0.22%、2515が年率0.187%、2018が年率0.4125%で、分配金の基準日は2018だけが年6回です。

今回確かめた一覧では、上位10銘柄のうち9銘柄が3本に共通する

日付の違う一覧ですが、今回確かめた3本の上位10銘柄のうち9銘柄は同じ米国のREITです。一方で、銘柄の数と上位10銘柄の比率の合計は3本で異なります。

ここからは、確かめた資料の記載を並べて言える範囲をまとめたもので、3本の優劣や値動きの見通しを示すものではありません。

もとにした事実は、次の4つです。

  • 1659と2018の指数は米国のREITを、2515の指数は日本を除く先進国のREITを対象にします。
  • 2515の国・地域別配分(2026年9月30日)では、アメリカが80.4%です。
  • 上位10銘柄のうち9銘柄は3本に共通します(日付は1659が11月3日、ほか2本が9月30日)。
  • 1659・2515・2018の順に、銘柄の数は122銘柄・281銘柄・19銘柄、上位10銘柄の比率の合計は50.27%・45.9%・79.89%です。

下の図6は、3本の組入上位10銘柄の重なりを示したものです。

組入上位10銘柄の重なり 3本に共通するのはWELLTOWER・PROLOGIS・EQUINIX・SIMON PROPERTY GROUP・PUBLIC STORAGE・DIGITAL REALTY TRUST・REALTY INCOME・VIVMARK RESIDENTIAL・VENTASの9銘柄。上位10銘柄のうち1本だけにあるのは、1659がIRON MOUNTAIN INC、2515がGOODMAN GROUP(オーストラリア)、2018がAMERICAN TOWER CORP。1659は2026年11月3日、2515と2018は2026年9月30日の上位10銘柄の一覧。 組入上位10銘柄の重なり 3本に共通する9銘柄 WELLTOWER PROLOGIS EQUINIX SIMON PROPERTY GROUP PUBLIC STORAGE DIGITAL REALTY TRUST REALTY INCOME VIVMARK RESIDENTIAL VENTAS 上位10銘柄のうち、1本だけにある銘柄 1659 IRON MOUNTAIN INC 2515 GOODMAN GROUP(オーストラリア) 2018 AMERICAN TOWER CORP 1659は2026年11月3日、2515と2018は2026年9月30日の上位10銘柄の一覧です。
図6 今回確かめた3本の組入上位10銘柄の重なり(推論)。9銘柄が3本に共通し、残る1銘柄ずつが違います。

名前の「米国」と「先進国」は分かれていても、2515でもアメリカが80.4%で、今回確かめた一覧では上位10銘柄の9銘柄が3本に共通します。一方で、銘柄の数と、上位10銘柄の比率の合計は3本で異なります。

参照:ブラックロック・ジャパンの1659の英語の商品ページ・1659の保有銘柄、野村アセットマネジメントの2515の月次レポート、Global X Japanの2018の交付目論見書・2018の月次レポート

この記事で言えないこと

  • 1659の総経費率と、投資先の米国のETFの費用を含む率は書いていません。運用会社の日本語のページを取得できず(HTTP 403)、ETF Databaseの値(0.04%)は信託報酬より小さく、何を含むか確かめられなかったためです。
  • 1659の指数の名前に付く「40 Act」の上限の決まりの中身は書いていません。指数会社の資料を今回は取得していないためです。
  • 3本の値動きと分配金の額は比べていません。記事の範囲を、指数の対象・持ち方・銘柄・費用・分配金の基準日に絞ったためです。

数値の基準日

JPXの3本の銘柄詳細資料
2026年2月27日
1659の保有銘柄(運用会社の英語のページ)
2026年11月3日
2515と2018の月次レポート
2026年9月30日
2018の総経費率の対象期間
2025年12月25日〜2026年6月24日
用語集・成長投資枠の一覧・運用会社の英語のページを取得した日(この記事を書いた日)
2026年11月5日

次に読む

為替ヘッジをするETFの費用の読み方は、ETFの為替ヘッジのコストは、どこで分かる?で扱っています。日本のREITのETFを比べたものは、1660と459Aの違いです。

出典

Sho
Sho

業務系SEとして、長年システムを作ってきました。

ETFを買う前に、目論見書と月次レポートを毎回読みます。元の仕様を見ないと気が済まないからです。

このサイトでは、運用会社やJPXの資料で数字を確かめて、ETFの違いを書いています。特定の銘柄の売買は勧めていません。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。投資判断はご自身の責任で行ってください。
比べて選ぶETF銘柄ガイド日本ETF|J-REIT