itcareer40.jp新規上場650A
650A(グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF)は、2026年10月15日に東京証券取引所へ上場する予定です。予定どおり上場すれば、NISAの成長投資枠での買付の対象になります(つみたて投資枠は対象外)。
連動をめざすのは、中国の半導体関連企業のうち時価総額上位10銘柄で構成する指数です。1銘柄あたりの組入比率は、最大30%までです。
同じGlobal X Japanが運用する404A(グローバルX チャイナテック・トップ10 ETF)も中国企業10銘柄で構成されますが、こちらは1銘柄の上限が12%です。同じ「トップ10」でも、銘柄の選び方と組入比率の仕組みが異なります。
上場予定日
2026年10月15日
JPX の資料は2026年9月25日現在
信託報酬(税込)
0.704%
以内(税抜 0.64%)
指数の1銘柄の上限
30%
10銘柄。404A の指数は12%
650Aは、どんなETFか
650Aは、中国の半導体関連企業10銘柄で構成する指数への連動をめざす、国内で組成される指標連動型ETFです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF(英訳名 Global X China Semiconductor Top 10 ETF) |
| 銘柄コード | 650A(ISIN JP3051760001) |
| 管理会社(運用会社) | Global X Japan株式会社 |
| 信託受託者 | 三井住友信託銀行株式会社 |
| 上場予定日 | 2026年10月15日 |
| 対象指標 | FactSet China Semiconductor Top 10 Index(配当込み、円換算ベース) |
| 信託報酬 | 0.64%(税込:0.704%)以内 |
| 売買単位 | 1口 |
| 分配金支払基準日 | 4月10日、10月10日(年2回) |
| NISA | 成長投資枠:予定どおり上場すれば2026年10月15日から対象(資産運用業協会のリストの取扱可能日)/つみたて投資枠は非対象 |
JPXの資料は2026年9月25日現在の内容で、上場日・信託元本などは上場前の予定です。NISAの取扱可能日も、資産運用業協会のリストに載っている上場前の日付です。
JPXの新規上場銘柄概要では、650Aを「指標連動型ETF」としています。また、国内で組成される「内国ETF」です。
運用会社のGlobal X Japanの説明では、このETFは「AI、EV、ロボットなど実体経済へと広がる中国のイノベーションを支える半導体産業に着目したETF」です。
参照:東京証券取引所「新規上場銘柄概要」(2026年9月25日)、日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)、資産運用業協会「一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」(2026年10月1日取得)、Global X Japan「『グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF』東京証券取引所より上場承認」(2026年9月25日)
対象指数は、どうやって10銘柄を選ぶか
対象指数は、中国の半導体関連企業を組入候補とし、その中から時価総額上位10銘柄を選ぶ仕組みです。
650Aが連動をめざすFactSet China Semiconductor Top 10 Indexは、FactSet Research Systems Inc.が開発した株式インデックスです。
投資対象は、中国、香港および米国の金融商品取引所に上場する中国企業の株式です。そのうち半導体関連企業が組入候補となり、時価総額上位10銘柄が選ばれます。
組入比率は「浮動株調整後時価総額加重平均」で決まり、1銘柄あたり最大30%です。組入比率を時価総額をもとに決める方法で、上限が設定されています。
組み入れるのは10銘柄で、1銘柄の上限が30%です。実際の組入比率はまだ公表されていませんが、この決まりでは、1銘柄の値動きが基準価額に出る割合が大きくなりうる作りです。
指数そのものは中国元建てで算出されます。650Aは、その値をGlobal X Japanが円換算した指数への連動をめざします。
参照:日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)、Global X Japan「『グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF』東京証券取引所より上場承認」(2026年9月25日)
組入銘柄は、いま分かるか
650Aの具体的な組入銘柄と比率は、この記事で使った上場前の資料には載っていません。
JPXの資料では、Indicative NAVとPCFの開示は「あり(予定)」です。
PCFは、管理会社が提供するポートフォリオ構成銘柄の情報ファイルです。Indicative NAVは、そのPCF情報に現時点の株価を乗じて算出する、リアルタイムの推定純資産額(1口あたり)です。
ただし、この記事で使った資料には、具体的な組入銘柄をいつから確認できるかは書かれていません。いまの資料からは、どの会社がどれだけ組み入れられるかを確認できません。
参照:日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)
分配金の支払基準日は、いつか
分配金支払基準日は、毎年4月10日と10月10日の年2回です。
計算期間は4月11日から10月10日までと、10月11日から4月10日までです。ただし、第1計算期間は2026年10月13日から2027年4月10日までです。
この日程から、最初の分配金支払基準日は2027年4月10日になります。
ただし、分配金支払基準日が設定されていても、分配金の額があらかじめ決まっているわけではありません。
Global X Japanは、分配金額について収益分配方針に基づき委託会社が決定し、一定額の分配を約束するものではなく、支払われない場合もあるとしています。
参照:東京証券取引所「新規上場銘柄概要」(2026年9月25日)、日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)、Global X Japan「『グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF』東京証券取引所より上場承認」(2026年9月25日)
NISAの成長投資枠で買えるか
650Aは、予定どおり上場すれば、2026年10月15日からNISAの成長投資枠での買付対象になります。つみたて投資枠では買えません。
資産運用業協会の「一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」には、650Aが掲載されています。
リストでは、設定日が2026年10月13日、成長投資枠取扱可能日が2026年10月15日です。決算回数は年2回で、つみたて投資枠は非対象です。
ただし、資産運用業協会のこのリストからは、証券会社ごとの取扱いまでは分かりません。
参照:資産運用業協会「一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」(2026年10月1日取得)
404A・633Aとは、どこが違うか
650Aと404Aはどちらも中国企業10銘柄ですが、選ぶ対象と組入比率が異なり、633Aは韓国の半導体関連企業10銘柄を対象にしています。
| 項目 | 650A | 404A | 633A |
|---|---|---|---|
| 対象指標 | FactSet China Semiconductor Top 10 Index(配当込み、円換算ベース) | Mirae Asset China Tech Top 10 Index(配当込み、円換算ベース) | FnGuide Semiconductor TOP10 Index(円換算ベース) |
| 選ぶ対象 | 中国の半導体関連企業の時価総額上位10銘柄 | 中国本土・香港および米国に上場している中国企業のうち、代表的なテック関連銘柄10銘柄 | 韓国の半導体関連企業の時価総額上位10銘柄 |
| 組入比率の決め方 | 浮動株調整後時価総額加重平均・1銘柄最大30% | 時価総額で決定・1銘柄の上限12%・四半期ごとに見直し | 上位2銘柄は25%ずつ・その他は浮動株調整後時価総額加重平均 |
| 信託報酬 | 0.64%(税込:0.704%)以内 | 税込0.4125% | 税込:0.4775%程度 |
| 分配金支払基準日 | 4月10日・10月10日 | 2月10日・8月10日 | 4月10日・10月10日 |
| 成長投資枠 | 予定どおり上場すれば対象(取扱可能日 2026年10月15日) | 対象 | 対象(取扱可能日 2026年9月9日) |
650Aと404Aはいずれも中国企業10銘柄を対象とします。ただし、650Aは半導体関連企業に対象を絞り、1銘柄最大30%です。404Aはテック関連銘柄を対象とし、1銘柄の上限は12%です。
633Aは650Aと同じく「半導体・トップ10」の形ですが、対象は韓国の半導体関連企業です。上位2銘柄を25%ずつとし、その他は浮動株調整後時価総額加重平均で組み入れます。
404Aの2026年2月27日時点の組入上位5銘柄には、SEMICONDUCTOR MANUFACTURI-Hが11.95%、CAMBRICON TECHNOLOGIES-Aが12.74%で入っています。12%は404Aの指数の組入比率の上限という決まりで、12.74%は2026年2月27日時点の実際の構成比です。上限を上回っている理由は、この記事の資料では確かめていません。
650Aの組入銘柄はこの記事で使った資料に載っていないため、404Aの組入銘柄と650Aがどの程度重なるかは不明です。
参照:日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)、日本取引所グループ 銘柄詳細資料(404A、2026年2月27日)、日本取引所グループ 銘柄詳細資料(633A、2026年8月20日現在)、資産運用業協会「一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」(2026年10月1日取得)
基準価額は、何で動くか
650Aの基準価額には、投資先企業の株価だけでなく、為替の動きも反映されます。
Global X Japanが挙げている主な変動要因は、「株価の変動(価格変動リスク・信用リスク)」「為替リスク」「カントリー・リスク」「その他」です。
対象となる指数は、中国元建てで算出された値をGlobal X Japanが円換算しています。そのため、投資先企業の株価に加え、円と中国元などの為替の動きも基準価額に出る仕組みです。
JPXの資料には、投資元本が保証されているものではないことも記載されています。
参照:日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)、Global X Japan「『グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF』東京証券取引所より上場承認」(2026年9月25日)
次に読む
- 日本の半導体関連企業に投資するETFを、追う指数と持つ銘柄数で比べたものは 2644 vs 200A vs 282A|日本の半導体ETFの違いは、追う指数と持つ銘柄数です。
- 650Aはつみたて投資枠の対象外です。つみたて投資枠で買えるETFは NISAのつみたて投資枠の対象ETFは11本|金融庁の一覧と、対象になる条件です。
この記事で確認できなかったこと
650Aの組入銘柄と組入比率は、この記事で使った上場前の資料に記載が無いため、書いていません。
上場後の純資産総額や出来高は、まだ上場していないため不明です。
指数の過去の値動きは、上場前の資料の値が650A自身の運用の結果ではないため、載せていません。
信託報酬以外の費用(総経費率など)は、この記事で使った資料で確かめていないため不明です。
証券会社ごとの取扱いは、資産運用業協会の対象商品リストからは分からないため、書いていません。
参照:日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)、資産運用業協会「一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)」(2026年10月1日取得)
この記事で言えないこと
- 650Aの組入銘柄と比率は、この記事で使った上場前の資料に記載が無いため、書いていません。
- 上場後の純資産総額や出来高は、まだ上場していないため不明です。
- 指数の過去の値動きは、上場前の資料の値が650A自身の運用の結果ではないため、載せていません。
- 信託報酬以外の費用(総経費率など)は、この記事で使った資料で確かめていないため不明です。
数値の基準日
- 新規上場銘柄概要・銘柄詳細資料(JPX)
- 2026年9月25日
- 成長投資枠対象商品リスト(資産運用業協会)
- 2026年10月1日取得
- 404A の組入上位(JPX 銘柄詳細資料)
- 2026年2月27日
出典
- 日本取引所グループ「新規上場の承認(ETF):グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF他1銘柄(Global X Japan)」(2026年9月25日)
- 東京証券取引所「新規上場銘柄概要」(グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF、2026年9月25日)
- 日本取引所グループ 銘柄詳細資料(650A、2026年9月25日現在)
- Global X Japan「『グローバルX 中国半導体・トップ10 ETF』(銘柄コード:650A)東京証券取引所より上場承認」(2026年9月25日)
- 資産運用業協会「NISA成長投資枠の対象商品」一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(上場ファンド)(2026年10月1日取得)
- 日本取引所グループ 銘柄詳細資料(404A、2026年2月27日)
- 日本取引所グループ 銘柄詳細資料(633A、2026年8月20日現在)

